女教師、同性後輩へ手ほどき-3
「んん、固くなってきてる、やらしいね」
興奮しているのか、はぁっ……と由美香の口からため息が漏れる。
「恥ずかし……い」
普段、女性に触られても、特段そんな風に思うことはないのに。
愛しい人からの愛撫に、歓喜するより恥ずかしさの方が勝る。
清香は由美香の背中を引き寄せて、首筋の匂いの嗅ぐように鼻先を押し当てる。
清香の使うボディソープの匂いに混じり、由美香の甘い体臭が感じ取れた。
「清香ちゃんも、一人でするの……?」
縦に小刻みに手を動かしながら、由美香は尋ねる。
「ぁ、ん……ぅ、何で、そんなこと聞くんですか……」
「あたしが言った時からかったじゃない」
微笑んで、また乳頭に口付けをする。
「ぁ、あっ……」
「同時にされると、あたしも弱いから、清香ちゃんも同じ……?」
優しく胸の頂きを舌で舐め回され、もどかしい程優しく、陰核を指先で捏ねられている。
頭がぼうっとしながら、同時にされると「弱い」と言った由美香の、ーー拓真とのやりとりを思い出してしまった。
ーー翔に乳首優しく触られて、チ×ポ入れられて、おかしくなってるんですか?
ーーあぁ、そ……んな……っ、違……。
「ぅ、ぁ……っ」
ーー乳首いじったら、ナカ締まった。すげぇ、エッチ。
声だけで、その卑猥な姿は見ていないのに、拓真の台詞をありありと思い返せてしまう。
由美香の甘い声を思い返し、今その由美香に体を触れられていることに、とてつもなく清香は興奮してしまっていた。
ーーんん、いっ……ちゃう、やめて……やだ……!
「はぁ……はぁ……せ、先生が……無理やりされてるのに、たくさ……ん、いくとこ……思い出すと、我慢できな……くな、……っ、んんっ、ごめんなさ……いっ」
「そんなひどいこと、思い出して一人でシテたの……?」
由美香は顔を上げて、尋ねる。
眼鏡を外したその顔で、睨みつけるような視線を清香に送る。
普段は見せない、冷徹なその顔にぞくりと背筋が凍る思いをしつつ、清香の腹の奥が熱くなってくる。
「ご、めんなさ……っ」
泣きそうになりながら、清香は首を横に振る。
優しかった由美香の指が少し強めに押し当てられていく。
「ぁ、ああっ……だめ、先生……いく、いっちゃう……!!」
由美香の汗ばんだ背中を引き寄せて、絶頂を迎えると同時に清香は由美香の唇を奪う。
強引に口腔内に舌を差し込み、その中をぐちゃぐちゃに掻き回す。
由美香が犯されていることをひどいと理解しつつも、それに興奮し、羨ましいと思ってしまった自分をなじられて、複雑な感情がないまぜになるーー
「ぁ、ん……んっ。せ、んせ……気持ち……いい……っ」
泣きそうになりながら、清香は体中を震わせて訴えた。