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はじめての快感
【その他 官能小説】

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初めての快感-1

自慰行為・・・自分自身を慰める事オナニー。
今ではセルフプレジャーと呼ばれ、自分のカラダを知り大切にするために、推奨されているようだ。

初めての快感は確か小学5年生の頃だったと思う。
当時、家の本棚にあった雑誌のエッチな広告を見て陰部が熱くなると同時に物凄い罪悪感を感じていた。学校から帰り、誰もいない時はその広告を食い入るように何度も見ていた。
でも、それ以上はなかったの。

ある日、家にパソコンが来た。
当時、ティーン向けのコミニティーサイトが流行っていて、
掲示板では美容の情報、そしてチャットがあったの。
チャットでは初めは普通にどこ住み?だとか他愛の話をしていたんだけど、
2人で話す機能ができたと同時に、エッチな質問をしてくる人が増えたの。

「オナニーって知ってる?」
「なにそれ?」
「クリトリスを触るんだよ」
「、、、、」
「そうすると気持ちよくなるよ」
 、、、保健の授業で貰った生理についてのパンフレットに、女性器の名前や説明があったから、なんとなく名前は覚えていた。
「きもい!」
怖くなった私は画面を閉じた。

ふと、本棚にあった雑誌の広告を思い出し、パソコンを消し雑誌を開く。
私の下が熱くなるのが分かる。
クリトリスってどこだろう。。
パンツの上からゆっくり探してみる。

「(っいたい)」
初めて触るクリトリスは、パンっと張っていて
触ると少し痛かった。
悪いことをしているようで、心臓がバクバクなっていることが分かった。

それから数日後、、

再びコミュニティーサイトへ行きチャットをした。
しばらく話していくと、男の人って大体エッチな話を好むようだ

「何カップ?」
「おっぱい全然ないです〜」
「オナニーしたら大きくなるよ!」
「、、、ほんとですか?」
「でも、このまえしたけど、全然気持ちよくなかったです」
「じゃあ今触ってみて?」
 怖さでタイピングの手が止まる。無言をよそに画面にはメッセージが届く。
「パンツ何色?」
「おちんちん、もう固くなっちゃったよ」
「え。」
私相手に、ちんちんが固くなると思うと少し嬉しく思い、返事を返した。
「ねぇ触ってよ。足広げてごらん?」

深く腰掛けていた椅子に座り直し、少し足を広げる。
心臓はドキドキして、体が熱くなるのがわかる。

「クリトリスをパンツの上から優しく刺さってごらん?」
ドキドキしながらも、触れるか触れないかで触ってみる。
少し痛かった。でも前ほど痛みはない、しかし頭が可笑しくなりそう。

「今度は円を書くようになぞってごらん?」
体の奥の方が熱くなるのが分かった。
初めて感じる快感に頭がおかしくなっていた。
ギュっと唇を噛む力が強くなる。。

怖くなった私は、さよならの挨拶もせず画面を閉じた。


続きはまた次回、、


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