第六十章 メス犬と少女2-1
【啓介と同居 四ヶ月目】
【20●1年4月7日 AM1:30】
数時間前に戻る。
啓介の浴室で。
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『あぅっ、はぁっ・・いいよ、いぃ・・・
いいのぉ・・・お義父さん、お義父さん・・・
あぁ・・ふぅーん・・・』
甲高い声が浴室に響いていた。
浴槽の中でお湯がしぶきをあげている。
『もっと・・・おお、うぅ・・ええぞぉ・・
大きい声出せ・・武に・・・あぁ・・おぉ・・・
聞かしたれ・・ええぞ・・めぐみぃ・・・』
突き上げる義父の呻き声が恵の興奮を煽る。
夫が同じ屋根の下にいる。
何も知らずに眠っている。
罪悪感が二人を駆りたてる。
男を野獣に変えていく。
女を陵辱していく。
『あぁー・・うぅん・・いいっいぃ・・・
何、これぇ・・・?
ああぁー・・・
狂っちゃう、狂っちゃう・・・
いいぃー・・いいのぉ・・・
お義父さん、いいのぉー・・・』
海辺で流した涙は何処へいったのだろう。
夫への愛はどうするのだ。
ためらいは消えてしまったのか。
そんな想いをあざ笑うかのように、男の動きに合わせて激しい快感が湧き上がってくる。
義父の太い首に廻した手が背中をさ迷う。
『うおぉ・・ああぁ・・・おぉー・・・
ど、どや・・・おぉ、ええやろぉ・・・
めぐみ・・・お前、感じとるかぁ?』
『あんっ、あんっ・・・
すごい、いい・・いいよー・・・感じる・・・
い、いやっ・・感じてるのー・・・
私、いやらしい・・・
あぅーん・・・はぁ・・んん・・・』
全身に汗を滴らせながら突き上げる。
歯を食いしばった男の顔から、荒い息と共にサデスティックな言葉が吐き出される。
『お、お前は・・淫乱な女や・・・
武が寝とる間に自分から抱かれにきたんや、
そうやろ・・・?』
男の言葉が恵の良心を破壊する。
『あぁー、いやぁー・・・ああぁ・・・
いやっ、いやぁ・・・あぁー・・・』
男の興奮が最高潮に達していく。
『誤魔化さんでええ・・・
それでええのや・・俺がついとる・・・
俺が守ったる・・・おぁっ・・・
ええぞ、恵・・それでえぇ・・・』
一言一言に気持ちを込めて突き上げていく。
目の前で形の良いバストがブルンブルン震える。
眉を潜めて快感に耐える美しい顔と相まって啓介の欲情を煽ってくれる。
犯している興奮がコックを膨張させ、更に恵を狂わせるほどの快感が贈られる。
『ああー・・・う、嬉しいっ・・・
いいっ・・・そ、そう・・よ・・・
わ、私は・・淫乱な女、女なのぉ・・・
もっと・・もっと、突いて・・・
私を・・・メチャクチャにしてっ・・・。
お義父さん、お義父さん・・・ああんっ・・・
そ、そして・・・守ってぇ・・・
私をお義父さんのもの・・にして・・・
あぁ、あぅー・・・』
恵の心が変わっていく。
淫乱なメス犬になることの歓びを噛みしめていた。
愛する天使の変貌ぶりに啓介の欲情も膨れ上がる。
男もその時、野獣になろうとしていた。