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杏奈と健 鏡の中のアンナ
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈と健 〜 鏡の中のアンナ 〜-12

「健、汗いっぱい。」

そういうと杏奈はベッドのヘッド部分に畳んで置いてあったフェイスタオルを手に取り、畳まれたままのタオルを僕の額に当て、汗を拭いてくれた。

僕はそんな心遣いが嬉しくて、思わず笑みが溢れる。

杏奈もその表情を見て、安心したように微笑んでいる。

結合されたままの杏奈の内部は静かに、でも確かにウネウネと蠢いている。

それは僕の勃起を刺激して、勃起の固さを維持させているようだった。

額から頬、首筋まで吹き出した汗をポンポンと丹念に拭き取る杏奈。

そんな仕草が愛おしくて、僕はそのまま杏奈に口吻た。

タオルを持ったまま杏奈は腕を背中に回して口吻に応えてくれる。
当然のようにディープなものへ変わり、貪るように舌を絡ませていく二人。

息遣いが荒くなり、それと同時に杏奈の内部は複雑にざわめく。

それに反応するように僕の勃起がヒクッとすると、杏奈は「ンッ!ンッ!」と声をあげていた。

唇を離すとハァハァとした息遣いになっていた杏奈を真上から見下ろし、「杏奈。後ろから···いい?」と聞く。

杏奈は満面の笑みを浮べ

「いいよ。健の好きにして。」と答えた。

その言葉を聞いて、僕は身体を起こし、深く突き刺さっていた勃起を静かに引き抜いた。

ブジュル!と音がして何かが垂れて来たが、僕はまだ射精には至っていない。
杏奈から溢れ出た愛液が膣口から垂れていた。

激しく内部で搔き回されることによって、それは細やかな泡となり、白濁して精液を思わせた。

杏奈は先ほどの絶頂の影響を引きずり、気怠そうに横を向き、持っていたタオルを元へ戻すと、起き上がりざまに四つん這いになった。

その動きはゆっくりと、手足を引き摺るかのようだった。

僕は静かに杏奈の背後に回り、綺麗なカーブを描く腰からお尻を柔らかく撫でた。

上から見下ろす杏奈の身体は、間接照明に照らされて、白く、怪しく光を放っている。

強弱のはっきりしたプロポーションが影を纏ってより強調され、それだけでも官能的だった。

未だそそり勃つ勃起の反発を押さえるように親指と人差し指で持ち、パックリと開いた杏奈の割れ目に導く。

もう杏奈にタイミングを聞いたりはしない。
自然の流れのように僕は挿入を始めた。

鈴口が杏奈に吸い込まれるように入ると「アッ···ンン」と杏奈の声が出る。

肉壁を掻き分けるような触感が勃起に伝わってくる。

真ん中辺りまで挿入されたことを確認すると、勃起に添わせていた自分の手を外し、リズミカルに腰を振った。

「アッ!アンッ!アッ!アッ!」

杏奈もリズムに合わせるように声を上げる。

やっぱりこの体位が一番締まる。
僕はそう感じていた。

杏奈の膣口周りが引っ掛るように僕の勃起の根元を締め上げる。
それは引き抜き方向へ亀頭が引っ掛るように感じ、刺激が強まる。

パン!パン!パン!パン!という音と杏奈の「アッ!アッ!アッ!アッ!」という声が重なるようにリズムを刻む。

さらに速く強く腰を振ると、杏奈の声がより高くなり、「ア"ーッ!アアアーッ!」とリズムから外れ出す。

杏奈が上半身を浮かせ、手を繋いでとばかりに左手を後ろへと腕を伸ばして来た。

僕はそれを受け取り、その腕で杏奈を引き付けるようにして、強く突いていく。

僕の右手を杏奈の肩へ乗せると、杏奈は右手も後ろへと出してきた。

その手を受け取り、杏奈の肘を掴み、両手で引き寄せるようにして激しく突いていく。

パンパンと響く音がさらに速くなり、杏奈の声も一段と大きくなってくる。

「アーッ!アアアアアッ!ダメ!ダメ!」

そう言って頭を横に振り始めた。
同時に内部の引っ掛かりもさらに強くなる。
イキかけているのが僕の勃起に激しく伝わる。

ほぼMAXの腰の動きを続けると、ついにその時を迎えた。

「ア"ー!イクイクイク!イックゥーッ!!」

絶叫にも近い声で両腕を引っ張られたまま、顎を上げ、後ろに反るようにガクガクと身体を震わせる杏奈。

膝だけに体重を乗せて、僕に引かれた腕で微妙なバランスを保ち、全身を波打たせている。

でもすぐにそのバランスは崩れ、背中を曲げて伏せるようにして力を失っていく。

引っ張っていた手を解くと、お尻を突き出したまま、杏奈は伏せってしまった。

杏奈は右頬をベッドに着け、胸からお腹で息をするようにハァハァと息を切らし、「ンンン!ンンン!」と震えるような声を出して余韻に浸っている。

その背中は時々跳ねるようにビクビクと上下を繰り返していた。

僕は突き出された丸くてとても美しいカーブを描くお尻を愛でるように撫でていた。

緩やかに触り、刺激を与えると、その刺激に合わせるように内部がヒクついてギュッ!ギュッ!と締めてくる。

軽くはないけれど、さほど大きな絶頂でもないと感じた僕は右肩だけをベッドに着いて身を捻っている杏奈の左手を取り、再び腰を突き動かした。

杏奈はそれに応えるように顔を起こし、右肩をベッドに着いて声を上げ始めた。

パンパンと音が響き、リズムに合わせるように「アッ!アッ!アンッ!アッ!アッ!」と喘ぎ始める。

杏奈の左手を引き、僕の右手を杏奈の腰のくびれに添わせて強く引き寄せるように深く、速く腰を前後する。

杏奈の右手が伸びて、僕の右腕をしっかりと摑む。

「アアッ!アーッ!アーッ!」とまた喘ぎ声がリズムから外れていくと、膣内部の引っ掛かりがより一層強くなる。

来てる!
そう思った瞬間に「アッ!イクッ!」と小さく声を上げ、杏奈は力を失ったように伏せった。


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