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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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映画(四)-3

 理沙の股縄のT字部分に短い縄をかけて引っ張る。「んぁ、くぅ…。」内股になる。「背筋を伸ばせ!」武田役の松木が台詞を言う。
「さぁ、どうして欲しいんだ?変態マゾに鞭をくれてやる!四つん這いになって、尻を突き出せ!」「はい!御主人様!」理沙役の沙莉の瞳が淫蕩に濡れている。
 久しぶりに白桃のような丸い尻に九尾鞭を振るう。バシッ、バシッ、バシッ!「アッ、ハァハァ…痛い!もっと…。」更に強く何度も打ち付け、白い尻を赤く染め上げていく。女性スタッフ達は両手で口を押さえて見ている。
「んぁ、アアアッ…。」理沙は前に突っ伏してうつ伏せになった。

 次のシーンの前に脱衣場で縄を解いた。私を見つめる沙莉の瞳に吸い込まれてそうだ。「御主人様の…良かった。思い出して少しイっちゃいました。」まだ物足りないのだろう。壊れるほど抱き締めて、その紅い唇にむしゃぶりつきたい。

 縄を解くとヴァギナから白濁した愛液が糸を引いた。「ごめんなさい!汚しちゃった。えへっ。」悪戯っ娘のようにペロリと舌を出した。沙莉との間に出来ていた氷の壁が少しずつ融けていくような気がしている。
 先に脱衣場を出て、沙莉の準備を待つ。

 後ろ手に縛って、ソファーに浅く腰掛けさせて開脚に縛る。「先生、もうちょっと強く。」沙莉のリクエストに答える。粘膜部からアナルにかけて肌色の油紙が貼り付けてあるが、薄っすらとクリトリスやヴァギナが透けて見える。
 剃毛と言っても沙莉の陰毛は薄く、性器の上部に僅かにあるだけだ。映像としては性器が見えないギリギリで剃毛シーンをアップで撮るという。

「スタート!」理沙が剃毛されるシーンが始まる。「よしよし、きれいにしてやろうな。」武田役の松木のカミソリを持つ手が震えている。演出のこだわりで床屋で使う折り畳み式のナイフタイプだから怖いのだろう。
「先生に代わって貰っていいですか?」沙莉も危ないと思ったようだ。結花も頷いて私に代わった。
 沙莉の股間にシェービングクリームを塗り直す。「んぁ、はぁん。」上から見つめる沙莉の吐息が漏れる。
 カミソリの歯を股間に走らせる。僅かな感触で柔らかな黒い毛が剃られていく。歯を当てる度に沙莉がビクビクとする。油紙が透けてヴァギナが濡れていくのがわかる。
「カット!よーし!いいよいいよ!もうカチカチ山だぁ〜!」
「もう、団ちゃんやめてよー!」
「今日は、おしまい!誰か一緒に風俗行かない?」
 手際よくスタッフが現場を片付けていく。このモデルハウスでの撮影もあと僅かだ。

 沙莉の股間にタオルを置いて、縄を解こうとすると沙莉が耳元で囁いた。「御主人様手をあてて、少しでいいの。」「まだ、スタッフがいるぞ!」「お願い…。」バスタオルをかけて右手を股間に当てると、強く口を瞑ったまま腰が波打った。「んっ、んんん…。はぁ…。」
「ごめんごめん!痛かったね!すいません!」他のスタッフに気づかれないように慌てて誤魔化した。心配した美羽がというより、心配したフリをした美羽が飛んで来た。

「もう、ここ撮影現場だよ!我慢してよね!」美羽が注意する。
「えへへっ。だってぇ、久しぶりだもん。」またペロリと舌を出した。もう、私のことを憎んではいないのだろうか。
   
 モデルハウスでは、混浴シーン、理沙の部屋のシーン、キッチンのシーンを撮り終えた。

 明日からは、ホームセンター、ショッピングモール、飲食店などのシーンの撮影になる。
 縛りのシーンを追加した為、リモコンバイブでの露出プレイは無くなった。
 沙莉と同じ現場はここまでで、明日からは少年期の武田(菰田)と妻美夜(梨花)との回想シーンに入る。


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