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托卵妻奈莉
【若奥さん 官能小説】

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田中との逢瀬ー1-3

 田中は、奈莉をベッドにすわらせた。そして奈莉の脚の間に身体を入れて、その太もも内側を唇と舌でたどり始めた。肉付きが良く締まった白いスベスベとした太もも、そこを優しく唇でそして舌で舐めていった。舐めない方の太ももへは手と指を回して撫でさすった。
 きゅっとした膝のまわりも丹念に舐めてやった。手はもう片方の膝頭からほどよくしっかりとした肉感のふくらはぎをさすり回した。
 首足はすぐそこのあった。きれいにくびれている。その先には小さいがバランスの良い足と薄ピンクのマニキュアが丁寧に塗られた指が並んでいた。そこにはイノセントな香りがして、田中はふくらはぎを滑らせていた口を奈莉の足の指に向けた。
 そして一気に親指と人差し指を口に含み、しゃぶしゃぶと音を立てて舐めた。順に中指、薬指、小指も口に含んで舌で弄んだ。
 奈莉は目の前で繰り広げられる田中の愛撫を見ながら、甘酸っぱく切ない思いが胸の奥から湧いてきて目の潤いを止められない。「このひとはわたしを本当に愛してくれている」と胸の中でつぶやいていた。

 ひとしきり脚への愛撫に満足した田中は奈莉を見つめて、
「奈莉ちゃん、ぼくはきみのすべてが好きだよ、
さあ、きみがしてほしいと思ってる、クリトリスを愛撫してあげよう!、いいね」
「はい、、、」
 田中は、奈莉の脚を押し広げてそこに近付いた。そして、パンティの上からクリトリスと思しきところを人差し指でさわり、奈莉の方を向いてニコッとした。そしてゆっくりと指の腹で押した。奈莉の脚がぴくっと動いた。クリトリスを押していた。
 田中はそこを何回も何回もゆっくりと指で押した。時に斜め横から、斜め下から、斜め上から、じっくりクリトリスを刺激していった。
 悩まし気になって行く奈莉の顔を時々見ながら、田中はクリトリスへの指圧のような動作を繰り返した。じっくり、じっくりとクリトリスを愛でるように。
 スローにスローにパンティの上からクリトリスを刺激していると、その下、パンティに愛液のシミが顕われてきた。奈莉が田中のクリトリスへの愛撫に十分感じてきた証拠だった。
 田中は、愛液が溢れてきたことを確認し、奈莉のパンティを両手で引きずり降ろした。目の前には膣口が濡れ光っていた。そしてクリ押しを続けてきたため、クリトリスは皮から半分ほどぷっくりと可愛く顔を出していた。その下には尿道口、小さい花びら大きな花びらが淫猥に並び膣口から染み出た愛液でところどころ濡れ光っていた。
 奈莉の陰毛だが、クリトリスの上部にわずかにおとなし気にこんもりと生えている。それは奈莉のイノセント性を際立たせている。イノセントと性器の敏感さのアンバランスが奈莉の堪らない魅力だった。田中は、目の前の性器を見ながらそのアンバランスな美しさにしばし見とれた。


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