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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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逆転する関係A-3

「ご、ごめんなさ……い」

そう言いながら、由美香の体を抱きしめる腕に力が入る。

「それに清香ちゃん、すぐ側にいるでしょ?」

由美香はつんつん、と翔の頬をつつく。

翔は幼い顔を、眉毛を八の字にさせることでさらに子供のような顔つきにさせた。

「強引なのじゃなかったら、受け入れる。ちゃんと」

「ーーえ」

翔は顔を上げるが、由美香の言っていることの意味が釈然としないせいで、目を泳がせた。

「優しくしてくれるなら、ちゃんと受け入れるって言ってるの。こんなこと強引にされるくらいなら、堀尾くんのこと受け入れる方が、あたしは楽。我ながらずるいこと言ってると思うけど、自分が傷つくの、嫌なの」

翔はごくり、と唾を飲み込んだ。

「じゃあ……キスしても……いいですか。したい、先生と」

「ーー言った手前、お願いされたら受け入れますよ?」

由美香は恥ずかしそうに笑みを浮かべて、頬に添えた手を滑らせ、翔の顎を掴むと自ら唇をちゅっと押し当てた。

「これでいい?」

「ん、も……っと」

翔は顔を近づけて、唇を押し当てる。
由美香は、翔の舌を誘導するように唇を半開きにした。
彼女の太ももに当たる翔のそれが、ぴくん、と動く。
ソコに、熱が集中する。

「ん、んぅ」

密着する唇の隙間から由美香のくぐもった声が漏れる。
翔は縦横無尽に、舌を彼女の口腔内で動かす。
しばらくして、互いの唇が離れた時、ふふっと由美香は笑う。

「ん。優しくしてくれたら、ちゃんとあたしも気持ちいい」

由美香は恥ずかしそうにしつつもそんなことを言う。

翔は止まらなくなってしまいそうだった。
もっともっと、と言わんばかりに唇を押し当てる。

「ん……っ。清香ちゃ…ん、上がってきちゃう」

翔はキスしながら背中に回した手をずらして、ボディラインを確かめるように、由美香の体を撫で出した。

右手を、立てた膝に添えて、手のひら全体で膝から太ももを撫で回す。
ぴくん、ぴくん、と由美香の体が、キスしながら震える。

ハーフパンツの中にまで指先が入り込み、指先が太ももの内側に触れた瞬間、その震えがさらに大きくなる。

「ん、んぅ、だめ、そんなとこ、触らないの……上がってきちゃうから」

「先生の脚……長くて、綺麗だから……お尻も……」

ハーフパンツの裾から入れた手を、内ももから前側を撫でたあと、臀部の側に動かす。
ハーフパンツの裾先をまくりあげるようにして、右手で臀部を撫で回す。

「ずっと、見てた…………タイトスカートなんて履かれたら……たまんなくて」

まるで獣のような息を吐きながら、発情して、翔は由美香の耳元で好き勝手なことを言う。
仕事を一生懸命にこなし、清潔感が漂う彼が、実は自分のことをそんな風に見ていたとは。

「馬鹿……。仕事中にそんなこと、考えたら……だめで……しょ」

臀部をぐにぐにと揉まれながら、甘美な吐息を吐き出しつつ、由美香は愛おしそうに翔の背中をさする。

「でも……だから、こんな風に触れるの、めちゃくちゃ嬉しい」


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