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杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈と健-8

閉じている時は白くくっきりとした割れ目が桜色に満ちて少し開かれ、そこには愛撫によって導かれた煌めきが見て取れる。

閉じようとする割れ目を押し広げると、そこはすでに潤っていた。

「綺麗だ。姉ちゃん、本当に綺麗だね。」

思わず言葉が出る。

「本当に?健がそう思ってくれるなら嬉しい。」

姉は恥ずかしそうに手で顔を隠す。

何もかも、いちいち可愛い。
そう思った。

姉の美しい割れ目は、その潤いから指を簡単に滑らかにさせる。

人差し指で割れ目に沿って撫でると、纏わりつくように潤いが指につく。

筋に沿うように何度も上下させ、割れ目を撫でていく。

時々ピクッと動く姉を確認しながら、さらに奥へと指を潜らせていく。

熱く湿った姉のそこは、縦に潜り込ませた僕の人差し指全体を飲み込んでいく。

割れ目に沿って潜った指先を少しだけ膣口へと入れていく。

「アッ!」

姉の口から敏感な反応が返ってくる。

そのまま指先を立て、ズブズブと指を入れていく。

指を押し返すほどの圧を感じる。

構わず押し進めると、指全体が膣口へと収まった。

中は姉の鼓動に合わせるようにウネウネと蠢いている。

指の根元辺りはキュウキュウと締りを感じ、肉壁が押し戻そうとしている感覚がある。

やっぱり狭い。

同級生の吉永の言葉を思い出していた。

何人かに一人の割合で名器を持つ子がいると言っていた。
もしかして姉ちゃんはそういうタイプの人なのかな?と。
吉永は本能でそれを嗅ぎ付けていたのだろうか?

それと同時に、良かった。姉ちゃんが吉永フッてくれて。と、胸を撫で下ろす気分だった。

この辺りかな?

ハウツー記事で得た、女性の一番感じる場所。
Gスポットという場所を僕は探っていた。

指先を少し折り曲げ、膣の中央部、上壁辺りを押すように肉壁を刺激する。

姉の背中が反り上がり、感じている事が確認出来る。

「ンッ!ン〜ン!」

今までとは明らかに反応が違う。
ここだ、と僕は確信を得ていた。

その体勢のまま、指を出し入れしてみる。

クチュクチュともチュプチュプとも聞こえる音が鳴り響く。

「アッ!アッ!」と顎を上げ、背中を反らせて姉が喘ぐ。

音に合わせて手元には愛液が溢れ出てくる。

姉に気持ち良くなって欲しい一心で僕はその手元に吸い付いた。
指を動かすスピードは落ちたが、クリトリス周辺であろう膨らみを舌先に感じながら上下に左右にと舌先を震わせる。

とたんに両腕をMの字に曲げ、シーツを掴み、足腰に力が入る姉。

少し腰が浮いて来た感触があった。

「アッ!アッ!アアッ!」

声が一段と高く、大きくなる。

確実に姉が感じている事に悦びを感じながら行為に没頭する。

「アアッ!なんかダメ!ダメ!来る!来る!イクぅ〜!!」

姉の腰が跳ね上がり、ビクンビクンと腰からお腹、胸まで波打つ。

「はうん。はっはぁ〜。。。」

大きな溜め息と共に小刻みに震えている姉。

さっきの風呂場での絶頂とは比べものにならないほどの快感が姉を貫いていた。

少し驚いた僕は股間から手を離し、姉のお腹をゆっくり擦りながら「大丈夫?」と聞いていた。

ハァハァと肩で息をしている姉。
あまりの反応に、僕は心配になっていた。

姉はトロンとした表情で「うん。大丈夫。でも凄かったぁ。頭ん中、真っ白になっちゃった。どこか飛んできそうなくらい。健ったら、スゴいんだもん。ビックリだよ。」

姉は未だ続く快感の余韻に少し震えながら、ふり絞るような声で答えた。

「もしかして痛かった?」
心配になって聞いてみたが

「ううん。全然。スゴく気持ち良かったよ。アタシも初めてだったから、ビックリしただけ。こんなに激しく感じたことないもん。健、スゴいよ。どこで覚えたの?こんなの。」

姉は不思議そうな顔をして僕を見つめている。

「どこで···って。ネットのハウツーとか、前に友達んとこで見たAVとか··あらゆる情報、総動員だよ。」

照れくさそうに答えると

「ホント健って馬鹿正直ね。虚勢張るとかまったくしないし。でも、そこが健の一番良いとこなんだけどね。」
姉は少し含み笑いを浮かべながら話した。

「なんだよ。馬鹿正直って···」
からかわれた気がして少しふてくされて見せた。

「違うよ。そういうとこが好きって言ってるの。私には嘘つかないもん。健。」

そう言われると悪い気はしなかった。
むしろずっと姉には嘘だけはつくまいと心に誓っていたからだ。

反抗期で親には冷たく当っても、姉にだけはそんな態度を取れなかった。

そっけなくしても嘘をついた事はない。

それは幼少期にいつも側にいてくれて、身体を張ってまで僕を守ってくれた。
そんな理由に他ならなかった。


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