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杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈と健-11

すると姉は突然背中を反らせ、顎を天に突き上げた。

「アアッ!ンアッ!」

明らかに今までの反応とは全く異質の高い声で喘ぎ始めた。

背中を反らせるほど気持ちいいのかな?
それとも痛み?

どちらとも判断がつかず、「姉ちゃん、痛いの?」と聞いてみた。

すぐさま「大丈夫!痛くない!気持ちいいから止めないで!」と、少し強めの口調で訴えてきた。

僕は姉の腰に手を添えて、引き寄せるようにして腰を回し始めた。

最初はゆっくりだったが、姉の背中が反る度に気持ちいいんだと理解してスピードを速めていった。

姉も段々と腰を浮かせ始め、僕の動きに合わせている。

それを察してさらに動きを強めた瞬間だった。

「アアッ!アッ!アッ!」

姉の腰が、お腹が、胸から背中まで波打った。

絶頂だった。
僕の勃起で初めて姉がイッた。

鼓動に連動した姉の内部の蠢きが激しい。
僕の勃起もそれに反応してピクンピクンと動く。
勃起の根元は締め上げられ、よりキツさを実感する。

姉は「ン!ン!ン!」と身体全体を震わせるている。

右手の人差し指を下唇に当て、その口元は半開きになっている。
余韻に浸っている感じだ。

僕は少し心配になってお腹から胸にかけて柔らかく触れ、さするように聞いた。

「大丈夫?痛くなかった?」

姉は大きく一息つき、「ふぅ〜ぅ。大丈夫。スゴく感じた。どっかいっちゃいそうだった。なんかお星さまが見えた気がする」

そう呟いて姉はお腹の上へ手を置いた。

「スゴいの。お腹の中で健がどんどん大きくなって、熱くなるの。ジンジン頭に響いて、訳わかんないくらい気持ちいいの。スゴいよ健。ホントに気持ちいい。それしかないもん。」

姉がお腹に手を置いて、少しチカラを入れただけで、その感覚は僕の勃起にも伝わってくる。

姉の中に僕がいる。
そして僕は何より姉の中へ入っているんだ。

その実感が堪らなく幸せだった。

「姉ちゃん。僕もスゴく気持ちいい。姉ちゃんが僕を感じてくれているのがスゴく嬉しいんだ。」

そう言うと

「健。キスして。」

姉に言われるまま、僕は姉に体重をかけないよう注意しながら、乱れた姉の前髪をかき上げ、頬に手を当てながらに唇を重ねた。

姉はすぐに舌を入れてきたので、僕もそれに応える。

姉はその間にも僕の太腿に手を添え、自ら腰を動かしていた。

余程気持ち良かったんだと、僕は姉の動きを見守っていた。

「健。たぶんアタシ大丈夫だから、突いてみて。なんだか激しくされたいの。」

懇願するような顔で訴えられては断れない。

「うん。わかった。痛かったらホント言ってね。」

そう言うと、「健ってホント優しいね。過保護だよ」と笑っていた。

ゆっくりと円を描いていた姉の腰の動きを制し 、僕は姉の腰を持ち上げた。腰から背中がベッドから離れ、少し浮いた感じにさせたまま、僕は赴くままに腰を突き上げ始めた。

そのほうがより深く突けると思ったからだ。姉は肩から頭で体重を支えながら、激しく突かれることに腕をM字に曲げ、シーツを掴んで耐えていた。

ほどなく「アッ!アッ!アッ!」と、また甲高い声で姉が喘ぎ出す。

僕はありったけのスピードで腰を振り、勃起が抜けてしまわないよう注意を払いながら姉を突き続けた。

「アッ!アッ!アアッ!」

突き上げが奥に達するリズムに合わせて姉の声が出る。

なんだか時間が止まっているかのような錯覚に陥り、僕自身は静かに姉を見下ろしていた。

姉の表情は次第に苦悶の表情へと変わり、高い声だった喘ぎが「ア"ー!ア"ー!ア"ー!」と嗚咽とも呻きとも言えない声へ変わっていく。

ふとそれに気づき、さすがに痛いのかな、と動きを止めようとした時だった。

「ヤメないで!気持ちいいから!スゴく感じてるの!突いて!もっと突いて!」と姉が叫んだ。

僕はそれを聞いて、さらに腰を振りつづけた。

挿入の半分ほどで抜き差しを繰り返し、姉との結合部からパンパンと音がする。

「ン"ア"ァー!ア"!ア"ァー!」

姉は握ったシーツを引き寄せるほど背中を反らせ、足には引き寄せて突こうとする僕を遠のけようとするほど力が入ってくる。
「健!」
「健!」
「たっけっ!」

「ア"ア"ッ!ヤバい!イクっ!イクっ!イグぅー!」

そう一段と大きく声を発した瞬間、姉の内部が強く締り、今までにないほど腰から胸までを波打たせた。
その波打ちは、これまでのどれより大きく動いて見えた。

浮かされている腰はガクガクと震え、その後、まるで失神してしまったのかと思うほど姉の力が抜けた。

「ヴヴゥ〜·····」と力ない呻き声を聞いて、気を失ったわけではないことを悟る。

抱えていた姉の腰を静かに下ろし、お腹をさすると、それだけでピクンピクンと身体が反応している。

「ダメ···今、ものすごく敏感になってるから····」

姉は力なく呟いた。

僕はそんな姉がとても可愛く思え、覆い被さるようにして姉の髪を撫でた。
とても乱れていたからだ。

暫く続いた余韻が覚めたのか、姉は僕の手を取り、唇を寄せた。
そしてその手に頬をよせ、幸せそうに笑みを浮かべた。


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