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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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取り残された夫達-1

4月最後の金曜日 明日から
ゴールデンウィーク

小島のマンションのリビングで
夫妻の前に森は座り 舐める様な目で 
妻の香織を見つめた

香織が まだグラスの ちゃんとしたのが無くて
申し訳なさそうにグラスの3分の1に 青い模様の付いた
グラスを3個 テーブルに置き
香織が出して来たグラスに
森はワインを注いだ

二人のグラスに注ぎ 手酌しようとした姿に
香織が慌てて 森からワインを受け取り 
森の差し出す グラスに注いで

「 乾杯!! 」

嬉しそうな森の声がリビングに 響いた

奥さん 名前は?」

「 香織と 言います 」

「 奥さん噂通りの 美人だね 大学の時
  ミスキャンパスに 選ばれたとか? 」
嫌らしい目で 香織を見つめて森が言い

「 どうせなら 奥さん 私の隣に 」
森が香織を誘い 香織は困った顔で夫の顔を見ると
俯いたまま 香織の背中をそっと押して

「 部長の 隣に・・・ 」
香織は立ち上がって 森の隣に座り 差し出された
グラスにワインを注いでいく 香織の履いている
白いジーンズの太腿に大きな手が当てられ 
香織は部長の手を押さえて 外そうと手を握った時

「 小島君 奥さんに話してないのかな? 」
押さえた手が止まり 部長と夫の顔を見た

「 幾らの 損失だったかな? 」
嬲るような森の言葉に

「 2億です・・・ 」
小さな声が・・・・ 霞んでくる・・・・

「 そう・・・だ・・・・・な・・2・・・・
森の視界は 白い靄に包まれて テーブルに顔を落とした

夫妻は冷たく森を見下ろして 
小島が寝室に声を掛けた

「 川田さん 」
寝室のドアが開き4人の男達が出て来て

「 運びましょうか 」
森の腕を両側から持ち上げ

「 重い! 」
川田が悲鳴を上げ 小島が代わり

「 無理だな 何キロ有るんだ? 」
5人の男達は 眠っている森を見下ろした

「 私の椅子 使いましょうか 」
小島は書斎から 6脚のキャスターの付いた椅子を
転がして来て 4人掛かりで 森を椅子に座らせ
マンションの通路を転がして エレベーターに乗せ
止めて有る車に押し込めて ワゴン車は小島が
見送るマンションから 走り去って行った

都内某所の倉庫の床に 素裸で後ろ手に手錠を掛けられた
3人の男と一人の男は後ろ手に縄で縛られ 転がされていた
縛られたままの男達の股間は 存在を表す様にそそり立ち
男達の回りに 5人の男は 裸の4人の男達を見下ろして

「 起こしましょうか? 」

4月下旬まだ 朝晩は肌寒い中 男達は用意したバケツの
水を素裸の男達に 浴びせて行った
最初に目を覚ました 樋口が顔を上げて 男達の顔を見て
驚愕の表情を浮かべた

「 お目覚めですか 樋口さん・・ 」
バケツを抱えたまま 樋口を見下ろして川田が声を掛け
対馬と木下が目を開け 体を揺らせ腕を外そうと藻掻き
森も目を開け 5人の男達を見て

「 貴様達 こんな事をして 無事に済むと思うなよ 」
恫喝すると 紺野が森の前に座り 

「 5人共 会社に辞表出して無関係だから 」
嘲るように言い 持っていたすりこ木で 森の頭を
軽く叩いた

「 木下さんこんな日が来るとは 思わなかったよ 」
和島が嬉しそうに 木下を見下ろして言った
川田が ボイスレコーダーを取り出して 

「 これを説明していただけます 樋口さん 」
再生ボタンを押し 樋口と木下の会話が始まった

・・終わったか・・ああ これで小島の奥さん・・
・・ふふ・・楽しみだな ・・でもよう・・
・・川田の奥さん 遅かったよな?・・
・・部長が惚れてるんだよ・・ 
・・約束だから一晩は俺たちに抱かせてくれたけど・・
・・川田を 山形に飛ばしたのも 麻衣さんを
  自分の処に来させる積りで 飛ばしたんだから・・
・・麻衣さん 今年の末には 森に性が変わるかもな・・
・・あははは・・・ そうだな 今年はミスキャンパスか・・・

「 樋口さん 去年は 私のパソコンを? 」
川田が 樋口の傍に寄って聞き 樋口は首を振った

「 良いですよ 樋口さん今日が命日に成るんですから 」
川田が面白そうに 机の上に置いて有る 包丁を持ち上げ

「 あそこの チェーンで足を持ち上げて 逆さに
  吊るして 直ぐには死なないように あちこち
  これで切って 血が流れ出て 苦しいですよ 」
目の前で 銀色の光を見た 樋口は縛られた足で 身悶え
見開いた眼で 懇願し始める

「 助けてくれ!! 木下と部長に言われて・・・ 」
川田は木下と森に視線を送った


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