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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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取り残された夫達-8

ホテルに戻った麻衣は 森から鍵を受け取り
二人エレベーターで上層階のスウィートに向かった
バックの中の携帯が震えたのを感じて
部屋の前で 隣を見ると麻衣に目も合わせず
森が部屋へ入って行くのを見て 麻衣も部屋に入り
バックから携帯を取り出して 拓哉のラインを読んだ

・・・部長の机の上に ボールペン忘れた・・・

麻衣の指先が動き直ぐに返信を

・・・OK 大丈夫よ ♡ ・・・・・

明日は 森から鍵を預かって お部屋掃除すれば・・・
ジャケットを脱ぎスカートを外して 光沢のある深緑の
上下を脱いで 白い肌を部屋に見せ 浴室へ入って行った

翌日 駅に着き 無言のまま改札を抜け 歩み去っていく
森の後ろを 距離を開け 付いて行き 階段に向かう処で
荒い息を吐き 森の腕を掴んだ 振り向いた森に
潤んだ目で

「 お部屋の鍵・・・・ 」

森は荒い息を吐き 腕を掴んでくる麻衣を見て
目を輝かせ麻衣に鍵を渡して来る

「 何時頃 お戻りに成ります? 」

潤んだ目で見上げ囁くように言うと 歪な光を浮かべた目で

「 急いで 終わらせてくる・・・ 」

森は背中を返し 階段を足早に上がって行った

麻衣は森のマンションへ入ると 掃除機を掛け
森の机の回りを拭き 拓哉の居た痕跡を消していった
机の上に置いて有ったボールペンを回収して
机の下の食べ残しの塵を拭き取り 台所の
汚れを奇麗にすると 裸のまま 青いエプロンを
被ってソファーに座り 森を待ち続けていた

**

翌日

営業所で 紺野に顔写真を見せていく
この娘は 経理部の〇〇で この娘も経理部に居て
退職した娘だ 麻衣を除く 13人の女性の内
在籍している 経理部が3人 5人が経理部に
在籍していて 何れも紺野が本社に居る時
退職していた 昨夜見た英麻の写真を見た時

「 この娘 入社して2週間目に 突然来なくなって
  メールで退職しますと 送ってきた娘だ 」
紺野が呟いた

「 今どきの娘とその時は思ったな はきはきして 
  頼もしかった 成長を楽しみにして 
  毎日教えていたのに・・・ 」
悔しそうに英麻の顔写真を見つめていた

拓哉は東京と山形を何度も往復して 証拠を集め
小島からラインが届く

・・・・月曜 契約に行きます・・・・

・・・了解 今夜から手筈通りにセットして・・・
拓哉は返信を入れ 紺野にラインを見せ 二人頷いた

拓哉は赴任して直ぐに 松ヶ崎営業所から 
井上と相馬に電話を入れた

「 松ヶ崎営業所長の川田です 」
井上も相馬も 電話を受けた時 怪訝な応対をしてきたが
拓哉が

「 実は 森部長に嵌められまして こちらに飛ばされて
  妻は 東京で・・・・ 」
井上も相馬も 反応は一緒だった 唯一違うのは
相馬が これも自分のミスだからと 自嘲する様に
言って来た時 拓哉は

「 ミスで 妻を差し出せ? 」

「 あり得ないでしょう・・・ まして森は
  自分の為に 他の会社の社長や重役に・・・ 」
怒ったように言う拓哉の言葉に 二人は拓哉の提案を
受け入れ 拓哉の手元に 妻たちの痴態の姿を収めた物が
有ると言うと 東京に集まった時に 見たいと二人は
拓哉に頼んで来た

何度か2人と話している時 和島の話をすると 相馬は
面識がないからと 返してきて 井上が 多分家が変わって
いなければ連絡を取ってみると

1週間が過ぎ 拓哉は 準備の為東京に戻り
井上から ラインが 和島さんと話をして
最初は 終わったことだからと 断られたが
拓哉の話を持ち出して 嵌められたと話した時に
話を聞いてくれて 妻たちの姿を映した物を 
拓哉が持っていると聞いた時 映像を見たいから 
拓哉のマンションを訪ねても良いかと
聞かれたと書いてあった

拓哉は折り返して 何時でもと送ると
その日の夕方 井上と落ちぶれた姿の 和島が
訪ねて来て リビングに座り 麻衣の差し出す
ビールを和島は 美味しそうに飲み干して
目に怒りの籠った目で

「 見せて 貰えますか 」

拓哉を睨むように見て言って来た


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