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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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取り残された夫達-4

***

3月 麻衣が接待から帰ってきて 拓哉に

「 小島さんて 知ってる? 」
拓哉は小島の名前を出されて 何故と疑問に

「 小島? 1年下の社員だけど 何? 」
麻衣が弥生の話をしてきて

「 小島の奥さん 大学の時ミスキャンパスに
  選ばれた位の 美人だと聞いたよ 」
「 彼女が 2歳下で 学校卒業した時に
  結婚したと 小島も一昨年 マンション買って 」

拓哉は 麻衣にそこまで話した時 去年
森の前で項垂れ 森の提案を受け入れて
この部屋で舐めるように麻衣を見た姿を
ソファーに座った森の股間に 顔を埋めていた
麻衣の姿が 走馬灯の様に浮かび上がり
怒りに握った手の爪が手の平に食い込み
奥歯を噛みしめて この先・・・・

小島が嵌められ 森の提案を受け入れる姿が 
そして小島のマンションで
小島の奥さんを舐めるように見て 腹の出た裸で
奥さんの裸の体に覆いかぶさる姿が浮かび上がり 
その後

対馬と木下そして 樋口がせせら笑いを浮かべ
ミスキャンパスと噂された 小島の奥さんを
凌辱していく 筋書きを見ていた

・・・・あいつら 許さない!!! ・・・・

怒りの中で 筋書きを考えていた
翌日仕事終わりに 小島を呼び出して
ターミナルのコーヒーショップに座って
小島は怪訝な顔で 拓哉を見て来る
職場で一緒とは言え 余り話した事も無い
川田に突然声を掛けられて 夕方一緒に退社して
電車に揺られ 降りた目の前のコーヒーショップの 
喧噪の中の一画に座った時 最初の一言は

「 お前 嵌められるぞ !! 」

川田の真剣な眼差しに 冗談を言っているのでは
無いことは判る それでも小島の頭の中に

・・・???・・・???・・・・

疑問符が駆け巡り 川田を見つめ
川田の身に起こった1年の話を聞かされて
驚愕の表情を浮かべ 川田の話を聞いて行った

3月15日 ボードを見た時 案の定と心の中で
笑いを浮かべ 困惑した表情で 毎日の業務をやり過ごし
小島は 営業課長の通知を見て 自分たち夫婦が直面する
危機に対処する為に 手を打って行った

木下の音頭で 宴会が始まり 樋口と木下が顔を寄せ合い
時折視線を投げかけて来るのを感じながら 心の中で
お前達 覚悟しておけと毒付き 森の盃を受けて
部長の席も後2か月ぐらいですねと 心の中で
怒りを押し留めていた

3月の終わり 拓哉は赴任の為 松ヶ崎支店に赴き
引き継ぎを受け 副所長の紺野を紹介され
笑顔を出して紺野が

「 森は 元気か? 」
推古する様に見つめて言って来る

「 はい バリバリお仕事をされてますよ 」
当たり障りなく返すと

「 川田君も 嵌められた ? 」

笑って胡麻化そうと目を合わせて
瞳の奥の光を見て 黙って頷いた

「 聞いていると思うが 此処は7月に閉鎖されて
  中央の営業所一ヶ所に 私達はまた 平社員に
  降格になるそうだ 」

拓哉は 森の陰湿な行いにまた 怒りが湧きあがり
自分の思いを紺野に伝えると

「 大丈夫 此処は暇な所だから 所長は自由に
  動けますよ 私も 森の女を奪ったから 此処に
  飛ばされて 収入も減るなら 東京に戻って
  再就職をしようかと思っている所だから 」
拓哉が紺野を見ると

「 奴とは同期なんだ 25の時かな 奴が彼女を 
  寝取ってくれと俺に頼んでね 最初は冗談かと
  思ったら 奴が言うんだ 自分の女が他の男に
  抱かれた事に 興奮するって それから 小枝子を
  最初は遊び感覚だった ところが 
  私が真剣に成ってしまってね 
  全て小枝子に話したよ そして
  愛してると言ってね 彼女判っていたんだな
  私の処に来てくれて 寝取って 奪ってしまった
  森はそれから仕事一筋で あって言う間に
  出世して 俺が営業課長の時 部長に成ったら
  直ぐに 此処へ移動させられて 小枝子は
  子供と 東京に居るよ 私も単身さ・・・ 」 

自嘲する様に拓哉を見て言ってきた









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