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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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取り残された夫達-3

森部長が その時ビールを口にして 漏らしたんだ
気の弱い社員に 契約書のミスさせたら・・・
対馬部長が 笑って毎年新しい人妻 抱けるって言って
俺たちに 情報を集めろと それで次の年 井上を
ターゲットにしたんだ

**

井上も 3月に人事異動で課長職に抜擢され 
翌月 自分のミスで 大きな損害を出した事で
森に弥生を差し出せと言われて 目の前で
弥生が森に 凌辱されるのを見せられ
手を握り締めて 歯を食い縛って 見つめ続け
何も知らなかった 弥生が日を追うごとに
変わって行く姿を見守り 森に同行して 重役や
社長に抱かれてきたと 聞かされた日々
1年後には 島根の営業所勤務を命じられ
弥生と離れ離れの生活に成って2年・・・・
木下の話を聞き 手を握り締め 奥歯を噛みしめ
怒りの目で 4人の裸の男を見下ろした

**

次の年 同じように和島をターゲットに・・
それから・・・・ 川田へと言いかけた時
和島が 木下の傍へ近寄り 腰を降ろして
話しかけていく

「 何故? 俺をターゲットにしたんだ? 」
木下が口を噤んで 顔をそむけた

「 木下!! お前だろう 言えよ!! 」
「 部長に進言して 俺を嵌めようとしたろ 言えよ!! 」
「 彩、俺と結婚する前 お前から言い寄られて 嫌だって
  俺に言った事が有って 結婚が決まってからも 
  しつこく誘ったそうだよな 認めるか? 」
木下は顔を背け 無言を貫いた

**

和島は 彩と最後の夜の事を今でも後悔していた
自分のミスで 森に彩を差し出して 森に対馬に凌辱され
精神科で 睡眠薬を処方して貰い 毎日のように飲み続け
三か月が過ぎて 森のマンションから帰った翌日
和島にワインを勧めて来て 二人ぎくしゃくした中で
見せた彩の笑顔を見て 済まないと心の中で詫びていた

彩の明るい声に エコーが掛かり始め 
彩の細い肩を借りて寝室に横に成り
目が覚めた時 隣に彩の姿が無く 静かなマンションの空間に
違和感を感じて 起き上がり 彩を探して 浴室で眠るように
死んでいる彩の姿を見た時の慟哭 透明な湯は彩の流した血の色で
鮮やかなバラ色を見せて 彩の細い体を引き上げ泣き続けていた日を
和島は今でも鮮明に思い出す 

彩は死ぬ前に 別れの盃をそして 処方されていた
睡眠薬を 俺に飲ませて・・・・

彩の居ない毎日は灰色になり 
会社を辞めて引きこもりを続け 
彩の残した遺書を読み返す毎日だった 
便箋二枚に書かれていた 
愛しています 愛しています
もう一度生まれ変わっても
貴方を選びます 貴方も私を探してお嫁さんにしてね
毎日のように 遺書を広げて 
彩に対しての贖罪を送る日々を過ごしていた

**

「 そうなのか? 」
和島は川田から奪い取るように包丁を取り上げ
木下の顔の前に翳した時 弱弱しく木下が頷いた

「 それで 私で 小島か? 」
川田が声を上げ 木下は頷く

「 部長・・・ いや 森さん何か言うことは? 」
肥満した腹の下で 肉棒を膨らませたまま 森は無言で
5人の男達を睨み 顔をそむけた

川田が 呟くように そして横たわる男達に
聞こえるように 呟いた

・・・ 4人には 償って貰わないと ・・・


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