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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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取り残された夫達-12


「 川田さん 」

小島の呼ぶ声に 4人は寝室から出て
テーブルに顔を落とす森を見て 

「 運びましょうか 」
森の腕を川田と和島が両側から持ち上げ

「 重い! 」
川田が悲鳴を上げ 小島が代わり

「 無理だな 何キロ有るんだ? 」
5人の男達は 眠っている森を見下ろした

「 私の椅子 使いましょうか 」
小島がもう一つの部屋から 6脚の椅子を転がしてきて
4人の男が森の両腕と胴を持ち椅子に腰かけさせて
転がしていく 拓哉は先に パーキングに走り
車をマンションの前に止めて ドアを開けて待った
ガラガラと音を立て 森の体を支えて 椅子が車の
前に止まり 森の体をワンボックスの床に転がして
ドアを閉め 拓哉は降りると 小島に

「 もう大丈夫だから 何か聞かれたら知らないで
  通して 聞かれることは無いと思うけどね 」
言い残して 車に戻り 携帯を取り出した

・・・・ 待ってます ♡ ・・・・
 
携帯をポケットに入れて 相馬を見ると
携帯を見ていた相馬が 指でOKマークを出した

「 このまま 回収して行きますか 」
拓哉は最初 麻衣の待つホテルが近いから
そこへと 相馬は車で来ているから 井上と
二人でホテルへ向かう事にして 小島が見送る中
麻衣の待つホテルへ向かった

** 

2日前 麻衣は対馬に たまには二人で
お会いしませんかと ラインを入れ 
金曜は拓哉は飲み会だから 夜は一人です
送ると 直ぐに 暫くぶりだねと返って来た
〇〇ホテルで良いですかと送り 夕食を
一緒の約束をして レストランで食事をした後
部屋に入り 抱き着こうとする処を
妖艶に笑って ルームサービスのワインを
グラスに入れ 

「 今夜は よろしく・・・・ 」
切れ長の潤んだ目で見つめ グラスを口に運ぶ
対馬を見て 2杯目を注いで 立ち上がると
ネックレスを外して テーブルに置き 背中を対馬に向け

「 ・・ ぶちょう ・・・ 」
甘える声で囁き 頭を振っていた対馬が立ち上がり
崩れ落ちていた

**

ノックに麻衣はドアを開け 入って来た男達に
会釈をして 床で寝ている対馬を指さして
男達は抱きかかえるように 対馬を運び出していった
拓哉は麻衣を抱きしめて

「 今日で 終わるから・・・ 」
顔を重ね 麻衣の手が拓哉の頭を強く抱え頷いた

「 どうする? 」
拓哉が顔を外して聞くと

「 泊まる!! 勿体ないもん!! 」

明るい顔で麻衣は言うと ベッドにダイブする様に
飛び込んで 枕を抱え頬摺りしていた
拓哉は麻衣を残して ホテルを出ると
久美子と弥生の待つホテルに 向かった



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