投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

生贄の人妻の最初へ 生贄の人妻 181 生贄の人妻 183 生贄の人妻の最後へ

取り残された夫達-11

**

金曜 10時 誰も居ない営業所の鍵が開き
セコムを解除して 2階の営業部の部屋へ 木下と
樋口が入り 小島のパソコンを立ち上げ 木下が操作を
初めて 樋口の顔を見た

「 終わったか? 」

「 ああ これで小島の奥さん・・ 」

「 ふふ・・楽しみだな ・・でもよう・・
 ・・川田の奥さん 遅かったよな?・・ 」

木下が言った時 プリンターが音を立て
紙を吐き出す音に 樋口がプリンターに向かい
印刷された物を机に並べ纏め始め

「 部長が惚れてるんだよ・・ 」 
「 約束だから一晩は俺たちに抱かせてくれたけど・・
  川田を 山形に飛ばしたのも 麻衣さんを
  自分の処に来させる積りで 飛ばしたんだから 」

印刷したものを纏め終わり 表紙を付けて
部長の机の上に置き 木下を見て

「 麻衣さん 今年の末には 森に性が変わるかもな 」

「 あははは・・・ そうだな 今年はミスキャンパスか 」
木下が嬉しそうに話して 二人は営業所を後にして行った

月曜深夜 また木下と、樋口は 営業所に忍び込んで
小島のパソコンの数字を改竄して 契約書をミスした様に
装う作業を終え 森に完了メールを送って部屋を出ていった

営業所のキャビネットの上から 木下と樋口の
動きをビデオが捕らえていたのを 二人は気が付かないまま
作業を終わらせ 営業所を後にして 翌日何時もより早く
出勤した森は ビデオレコーダーと机の中の
ボイスレコーダーを 回収して 夕方拓哉へ渡した
小島から ラインが届いた

・・・・今日 部長に契約書の件で言われました・・・

・・・・ OK 多分 来週金曜の夜にお誘いが有るから
     手筈通りに頼みます ・・・・

拓哉は 和島、井上、相馬にグループラインで
来週の金曜と 送ると 次々と 了解のラインが届き
紺野が 自分も参加すると ラインを送って来て
拓哉は4人を拉致した後 何処で4人を詰問しようか
悩んでいたのを 紺野が 今あまり使っていない倉庫が
有り 鍵の場所も判っているからと 提案され
準備を整えて 翌週の金曜を待ち受けた

もし 今週 小島の家に森が訪ねるとしたら 拓哉は
森一人を 先に拉致して詰問するつもりで 3人の男達には
話をして 妻たちは それぞれ 対馬と樋口、木下に
連絡を取っていた

***

1週間が過ぎ

週末から ゴールデンウィーク 麻衣が化粧台の前に座り
口紅を引いた唇を動かして 馴染ませながら
拓哉を切れ長の目で見つめ 頷くと立ち上がり
光沢の有る深紅の上下で拓哉に歩み寄り 行ってくるね
耳元で囁き 黒いノースリーブのワンピースに
金色のネックレスをアクセントにして 薄い黄色の
カーディガンを羽織ると玄関を出ていった

拓哉も借りてきたワンボックスに乗り 小島の
マンションの傍のコインパーキングに車を止めて
小島の部屋を訪ねた チャイムを鳴らすとドアが開き

香織が笑顔で迎え 拓哉が

「 皆は? 」 

「 和島さん お部屋で 他の人はまだ・・・ 」

「 電話は? 」
香織は首を振り 拓哉はリビングに入って
和島に軽く会釈をして ソファーに腰かけ
香織の出して来た 紅茶を受け取り 頭を下げた

チャイムが鳴り 香織が玄関に向かい 足音と
香織が携帯を耳に当てて

「 うん 判った 皆居るわよ じゃあね 」
携帯を切って 不安そうに 拓哉を見て来る

「 大丈夫ですよ 森はどうせ ワインを抱えてきますから
  グラスの底に これを入れて 森の前に出せば
  15分位で 眠りますから ワイン飲んだ後
  少し キッチンに逃げて どうせ 奥さんを
  横に座らせろと 言ってきて 奥さんの足を
  触ろうとしてくるから ちょっと 太腿触らせて
  上げてください 」
香織はそれを聞くと 

「 ゴメンナサイ 」
寝室に走り込み 白いジーンズを履いて
出てきた

窓の外に見えていた 建物が消え 建物の中の
光が見えた頃 チャイムが鳴り 4人の男達は
当てがわれた 寝室に入ると 小島と森の会話を
息を押さえ聞き続け その時を待ち続けていた 


生贄の人妻の最初へ 生贄の人妻 181 生贄の人妻 183 生贄の人妻の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前