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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 47-1

夜9時前 優依の部屋
優依はお風呂から上がり部屋に戻るとパソコンの前に座り
トラックボールをさわって画面をつけて
画面を確認する

(さゆちゃんからLINE? おさむくんのことなのかな)

小百合のLINEを開く

「ゆいちゃん いる?」

送られてきた時間を確認しつつ

(15分経っちゃってる)

「ごめん お風呂入っていたところ」

優依が返信してしばらくしたあと小百合からLINEが届く

「ううん それでだいじょうぶ? いま」

「うん おさむくんのこと?」

「さすが ゆいちゃん 察しがいいよね
 うん 夕方 おさむくんと会話してて
 ゆきちゃんの暴走が怖いって…」

「あ…ゆきちゃんの暴走 今週は大人しくしてるよね」

「おさむくんの部屋にも行ってないようだし
 今週はそうだよね
 でも、いつ爆発するかわからないから怖いって言われると
 どうしたらいいのかわからなくて」

「あの子は爆弾みたいなものだもんね
 わたしやくーちゃんだけじゃなくて
 さゆちゃん しおりちゃんにも嫉妬してるでしょ」

「うん わたしにべったりしていた日曜日の夜に爆発だったし
 わたしのせい?と思っちゃうもん」

「さゆちゃんのせいじゃないから それは気にしないで
 年末 わたしにばかり求めちゃったおさむくんの行動が
 最初のきっかけだけど
 わたしに対するコンプレックスもあるのかなぁ」

「ゆきちゃんが?」

「そう思うんだけど どう思う?」

「うーん わたしやくみこちゃん、しおりちゃんに比べたら
 頭もいいしクラスをまとめること出来る子だし
 どうしてゆいちゃんにコンプレックスなのか
 不思議なんだけど
 ゆいちゃんは言われてみれば明るいし
 誰からにも好かれるタイプだよね」

「最近はわざと脳天気キャラ演じたりはしなくなったけどね」

「脳天気というか元気いっぱいだし
 みんなから愛されるキャラでしょ」

「ありがと それに対してゆきちゃんは
 わたしに比べたら取っつきのいい子じゃないか 確かに」

「いい子なのはわかるんだけど
 隣にゆいちゃんいればゆいちゃんの陰になっちゃうよね」

「それがコンプレックスね」

「あ そういうことか うん そうだね」

「おさむくんもそう ゆきちゃんが最初なのに
 わたしに一目惚れして…わたしにばかり…」

「それで爆発…」

「どうしたらいいのか わたしもわからない」

「うん 大人しくしていてくれればいいけど
 それもわからないもんね」

「さゆちゃん 知らせてくれてありがと
 あ そうだ 明日はお願い
 昨日よりは安定はしているとは思うけど
 また お母さんがやらかさないとも限らないし」

(昨日 お母さんやらかしていたし はぁ
 ゆきちゃんだけでも困るのに…)

「あ うん 明日はわたしが思いっきり甘やかすから」

「それじゃ、学校で おやすみ」

「うん おやすみ」

優依は小百合とのLINEを終了させると
時間を見る

(ちょっとだけ おさむくんと会話しよう)

「こんばんは いる?」

「うん まだ起きてた」

「10時までいい?」

「うん」

「いま さゆちゃんとLINEしてたけど
 ゆきちゃんのこと聞いたよ
 今日は暴走とかしてなかった?」

「今日も部屋には来なかったけど
 夕ご飯の食事介助に」

「断ること出来なかったの?」

「お母さんとかお兄ちゃん達もいたし
 断ったら不審に思われる」

「あ…そっか 嫌がったら
 どうしたの?と言われるだろうし」

「だからむり…」

「たしかに…それで、食事介助中は
 いじめられたりはしてない?」

「うん 普通に介助してくれてた」

「なら よかった
 昨日もお母さんがやらかしたし
 おさむくんの精神状態 心配なんだけど
 わたしがそばにいること出来てなくてごめんね」

「それは生徒会もあるし放課後忙しいだろうから
 仕方ないと思ってるから
 くみこちゃんが安定剤してくれてるから」

「くーちゃんにばかり任せきりになっちゃってて
 わたしとしては ちょっと」


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