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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 47-2

「あと しおりちゃん」

「うん? しおりちゃんがどうしたの?」

「パソコンの話いっぱいしてくれてるから
 話し相手として助かってる」

「あ しおりちゃん パソコン買って貰うんだよね
 しかも出来合いじゃなくてパーツ揃えて」

「うん パーツのこととかいろいろ聞いてくるし
 女の子なのに自作パソコンに興味持ってくれるって」

「ほんとは わたしがそう言うの出来てたらよかったのに
 出来合いのパソコンをリストアップしてくれたよね」

「自作パソコン作るとしても
 価格面だと高くつくことあるから」

「なるほど お父さんも自作に興味ないと
 わたし一人で出来なかったし」

「うん ゆきちゃんもそうだけど二人とも
 あの時は連絡手段として欲しかったわけだから」

「うん 安くていいからメール出来る程度のパソコン
 あればよかったもん わたし」

「今もこうして使ってるようだけど問題ないよね?」

「うん 壊れてもないし」

「拡張性とかはないから不便だけど」

「そーねぇ USBハブつけて…と言う感じだよね
 でも 不満もないしゲームも出来てるから問題はないよ うん」

「しおりちゃんは色々いじりそうだから
 うちのパソコンまでめんどう見るっていってる」

「え? おさむくんのパソコン?
 めんどう見るっていうと…パーツ入れ替えとか?」

「うん そういうの」

「しおりちゃん そこまで考えてるんだ」

(びっくりだけど わたしやくーちゃんじゃ
 出来ない分野をこなそうとしてるのかな
 パソコンいじりしてくれる人いるなら
 おさむくんにとっても助かるだろうし)

「今のところはメインマシンもセカンドマシンも
 いじる予定はないけど
 やってくれる人いると助かるから
 店でして貰うと工賃とられるから」

「お店で頼むと工賃としてかなりかかるの?」

「うーん 1万から2万はかかるから
 パーツだけ買って自分で出来る人よりかかる」

「そっかぁ もし わたしも出来るようになるなら
 おさむくんとしても助かる?」

「それは ありがたいけど
 ゆいちゃんいそがしいし」

「だよねー しおりちゃんにまかせよう 当分」

「ゆいちゃん 来週の日曜日」

「わたしの番だね なかなか
 わたしが相手してあげれないのが心苦しいから
 来週の日曜日はべったりさせてあげるからね」

「たのしみにしてる うん」

「さて そろそろ時間だけど おしっこは?」

「9時におかあさんにさせてもらったから」

「それならだいじょうぶだね
 あ 明日はコロッケだからね いっぱい食べてね」

「いつも ありがと
 コロッケだけ…はだめだよね?」

「うん だめ ご飯も食べてね ちゃんとね
 食べないと めっ!だよ」

「ゆいちゃんの めっ! もっとほしい」

(もう そんなこという)

「ほんとに食べてね 怒るよ 食べないと」

「うん たべる」

「食べたかどうか お母さんに聞くからね」

「うん」

「あと 明日はえっちできる気力ある?」

「昨日よりはある ゆかちゃんも昨日しなかったから」

「昨日はお母さんが無理にしたんでしょ」

「それで泣いちゃったから」

「明日はお母さんにはしないようにって釘さしておくから」

「ありがと ゆかちゃんはさわってもいいっていうから」

「優花のことまで気を遣いすぎだよ」

「だって」

「気持ち的にへいきならいいけど
 いやだったらいやって言ってね」

「うん ゆきちゃんだけはいや」

(ゆきちゃんに対してそこまで…
 ゆきちゃん どうするの あなた
 自業自得とは言え回復むずかしいよ?)

「もし 暴走したら すぐに連絡してね いい?」

「うん ほんとは きてほしい」

「すぐにいけないから ごめんね」

「ううん わがままいって ごめんなさい」

「それじゃ、明日の放課後 ちょっとだけだけどね」

「うん かおみれるだけでもいい おやすみなさい」

「うん おやすみ」

おさむとの会話を終わらせたあと
しばらくその場で座りながら
幸子のことを考えて頭を抱えてしまう優依

(完全な拒絶だよね ゆきちゃんに対して
 どうするの ほんとに もう
 いじめたり睨んだりするから おさむくんの気持ち
 ゆきちゃんから離れちゃってるんでしょ)

「ふぅ…」

ため息を漏らしたあと
優依は首を振ってから立ち上がりトイレに向かい
戻ってきてパソコンをシャットダウンさせて
ベッドに入るのだった

(ゆきちゃん 今のままじゃだめだよ
 わたしに対するコンプレックスは仕方ないとしても
 いじめたりしておさむくんを縛っても
 解決しないよ 考えて欲しい)

幸子のことを考えながら
就寝する優依だった


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