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義父に犯されて:午前十時を過ぎたなら
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第五十八章 真夜中の恋人達-2

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湯船につかると、全身から疲れが抜け出るような気がした。
啓介は幸福を噛み締めている。

真夜中なのに天使と出会えた。
今日はもう会えないと思っていたのに。

自然と顔が緩んでしまう。
武に済まないと感じつつも身体が熱くなるのであった。

「着替えとタオル、ここに置いておきますよ・・・」
恵の声に嬉しそうに答えた。

「おお、すまんな・・・。
それより、もう遅いから早よ寝た方がええよ。
ホンマにありがとう・・・」

返事が無いのでもう帰ったのかとドアの方を振りかえると、ガラス越しに恵の裸のシルエットが見えた。

驚きに声を上げる間も無く、美しい天使の裸体を恥ずかしそうに晒して恵が入ってきた。

「めっ・・めぐ・・・み?」

呆然と口をあけている男の視線に、真っ赤になりながらも透き通る肌で湯船に入ってくる恵であった。
お湯の熱さをくすぐったそうに受けとめると、2畳程ある広い湯船に座る義父の隣に寄り添うのだった。

「うふっ・・・お邪魔しまーす・・・。
あー、気持ちいいー・・・
この間のモーテルより広いわ。
やっぱり、お義父さんの家のお風呂は豪華ねぇ」

風呂好きの啓介は、どうせ一人住まいなので他の部屋は少なくする事で浴室を広くして、ワザワザ特注で大きな湯船を作らせたのだ。
だが、無邪気に笑う天使には呆然とするしか無い。



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