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前立腺検査から
【その他 官能小説】

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新しい彼女-1

その女性はしきりに、「は、恥ずかしい、こんなところを見られて。」と小さな声で呟いていました。(なるほど、まあ、そうだな、ああいうところから出てきて特に異性に見られたら恥ずかしくて仕方がないだろうな。)と私は、思いながら女性を介抱するようにして歩いて行き一番近いカフェの隅っこのテーブルを挟んで座りました。コーヒーを二つ頼み黙っていると女性が、「あのう、すいません、正面から顔を見られるのが恥ずかしいので隣に座っていただけません?」 「あ、気が利きませんでした、失礼します。」と隣に移動すると、女性が私の耳元で、「あのう、男性ってあんなところでどんなことをされるんですか?」 「え〜!」と僕は思わず声をあげてしまいました。「ご、ごめんなさい、つまらない質問でした。許してください。軽蔑されますよね。」 「いえ、興味があるということはいいことではないですか?まだまだお若いということです。」 「ありがとう、私をそう言って慰めてくださって。私主人が亡くなってから寂しくて寂しくて・・・。ホストクラブとかではお金がたくさんいるって聞いていたし、どこかで、女性を慰めてくれるところを探していたんですよ。知人から聞いて始めて行ってみたんです。すると・・・。びっくりしました、凄く感じて死ぬかと思っちゃいました。あなたはどうでした?」 「は、はい、私も同じように、凄く感じて何度も死ぬほど逝けました。」 「はぁあ、おかしな話ですけど、ああいう事って終わった後の倦怠感って言うのか・・・、疲れますね。」 「は、はあ、疲れます。」 「それに、・・・、凄くむなしくて・・・。愛がないからでしょうか・・・。」と彼女は下を向いたまま黙ってしまいました。「やっぱり、どんなことでも愛がないと虚しいですね。・・・。」と下を向いたまま涙を流し始めましたので、私は思わず肩を抱き締めてしまいました。
私は彼女の肩を抱いたまま黙っていました。「すいません、つい寂しくて・・・。子供たちもやっと独り立ちしてこの春から家を出て働き出して・・・。一人って寂しいですね。特に夜は・・・。家に帰っても真っ暗、家に帰っても誰もいない、自分で電気のスイッチを押して灯りをともすって凄く寂しい。・・・、あなたはご家族がいらっしゃるんでしょう?」 「は、はあ、家には妻が・・・。」 「え!奥さんがいてるのにああいうところへ?」 「あ、え、そ、そのう、新しい刺激を求めて、つい、すいません。」 「あ、いえ、そうですか、新しい刺激を求めて・・・。私なんか普通の刺激もないんですよ、はぁあ。」 「あ、あのう、凄くお疲れのようなのでお送りしましょうか?家までお連れしましょうか?」 「え!家まで?」 「いえ、あのう、凄くお疲れのようなのでもし事故にあでも会われたら大変なので。」 「お優しいのね、ああいうところから出てきた訳の分からない変なおばさんに。」 「あ、いえ、変なおばさんなんかではありません!あなたは凄く魅力的な女性です!」 「嘘!私を慰めようとおっしゃっているだけでしょう?いいんですよ、もう、私なんかどうなっても。」 「いえ、そんなことを言ってはダメです、これからいくらでも楽しいことが待っています、例えば、そう、新しい彼が出来て・・・。」 「はぁあ、新しい彼が出来ると思います?本気で?こんな私に?」 「はい、出来ます!」 「あなたは奥様もいらっしゃって・・・。だからそんなことが言えるんです。」 「いえ、じゃ、こうしましょう、私は妻子持ちですが、私と付き合ってください。これでどうです?」 「はあ?あ、あなた、私を相手に不倫をする気?」 「え!そ、そうか、不倫だ。すいません、でも、いいです、不倫しましょう。」 「面白い人、じゃ、私を不倫相手として家まで送ってきてください、これから。」 「はい、送って行きます。」
私は訳が分からないうちに、かみさんより少し若そうな女性と知り合ってしまい家まで送って行くことになってしまいました。電車に乗り20分、駅から15分ほど歩いたところにある少し古いマンションの二階、一番手前の部屋のドアを開け、「あ、あのう、お時間まだあります?お茶でもお入れします。どうぞ。」 「え!女、女性の一人住まいでしょう?い、いいんですか?」 「はあ、襲ってください、待っています。」と彼女はにこっと笑いながら言いました。「じゃ、お茶を頂きます。」 「どうぞ、よかった。帰って来て一人の部屋って寂しくて。」と部屋の電気をつけてキッチンへ行ってお茶を入れてくれソファーテーブルに置いてくれました。
「あ、あのう、襲ってください、お願いします。」 「は?」 「だから今襲って!」と私に抱き着いてキスをしてきました。」 「うぅ〜、うぅ〜。」 「やっぱり、でしょう?不倫なんて初めからする気がないのに、あんなことを言って、おばさんを喜ばせて悪い人ですね。」 「そ、そうじゃなくて、今は無理ですよ。だってあのクラブで最後の一滴まで搾り取られて・・・。」 「あ、そうか、男性は出してしまうと・・・。ごめんなさい、女性はいつでもいくらでもできるから。」 「すいません、役立たずで。」 「ところでお名前は?」 「そう言えば自己紹介もしていませんでしたね、私山田浩介です。」 「私は山川静香です。あ、あのう、おかしな話ですけど、ああいう施設って男性はどういう時にご利用されるんですか?私は主人が亡くなってから子供たちが育つまでずっと我慢してきて、それでとうとう我慢できなくなってきて、お金を払ったら天国へ逝かせてくれるって聞いたので始めて利用したんですけど。」 「は?だ、男性の場合ですか?私は興味本位ですね。あそこへ行くといろんな方法でたまったあれを吐き出せるので。」


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