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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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3月 15日-3

翌日

午前に2社をタクシーを使って回り そのまま駅へ
急行に乗り 隣町に行き そこで名刺交換を交わして
また タクシーで次の会社に向かった 会社の名前を聞いた時
麻衣は森を見ると頷き

「 社長が変わって 新社長へ挨拶 」

悪戯な目で 覗き込んで来る 3階建ての建物に入り
入り口で森は会社名を名乗り 3階へ行くように言われて
階段を昇って社長室のドアを叩き 森の後ろに着いて
二人で社長室へ入った 机に座っている男性が 
笑顔で森の前に立ち二人は手を握り 
ギョロ目の社長が麻衣に顔を向けてきた

「 川田さん お久しぶり 」

ギョロ目の中に優しい光を見せ 麻衣を見て

「 川田さん連れて来るなら 連れて来ると
  先に行って欲しかったな ホテルは? 」

森が隣の県に予約を入れて これから向かうと言うと
少し考えて

「 今夜は こちらに 泊まれないか?
  私が今 手配するから 」
社長の申し出に 森が聞き返した

「 一部屋ですか? 」
社長の口角が上がり

「 お二人には 素敵なお部屋を 一つづつ
  用意しますよ 社長として 今後の付き合いも
  有るからね・・・ 」
森が少し考えて 口を開いた

「 今夜 社長は 何時頃いらっしゃいますか? 」
久我が少し考えて

「 7時までは 予定がその後少し飲むだろうから
  9時位かな 」
森はそれを聞いて 頷くと

「 今夜は社長のお言葉に 甘えさせて戴きます 」
頭を下げて 麻衣の背を押して 次の会社に向かった

急行に乗り 次の会社に入ったのは午後5時を
過ぎていた 慌ただしく名刺を交換して 
軽い打ち合わせの後 駅へタクシーで向かうと
また急行に乗り 久我の用意したホテルへ向かう

「 今日 予約したホテルで 旨い物喰う積りだった 」
2缶目のビールを口にして 駅弁を食べている
麻衣を森は缶を傾けて 独り言の様に呟いた

「 駅弁好きですよ 」
急行に乗る前に買った 駅弁に箸を付け 
走り去る窓の外を見る 陽の落ちた郊外は
明かりも無く 線路を並行する道路の街灯の
明かりが 道路を照らして 時々ガソリンスタンドや
コンビニの 明るい光が浮かんでいた

窓に映る 自分の姿を見た時 拓哉の顔が浮かび上がる
今夜は 久我と・・・・ 腹の出た ギョロ目の姿を
思い浮かべ 前に座る森に視線を合わせると
歪な光を浮かべ ビールの缶を傾け 麻衣を見る目と
重なった きっと明日は・・・・
短いスカートから覗く ストッキングに包まれた足を
僅かに動かしていた

隣り合わせの スウィートの鍵を翳した時
隣の部屋を開ける森を見ると 麻衣を見る事もなく
部屋の中へ入って行くのを見て 部屋に入ると直ぐに
シャワーへ向かう 時刻は9時を過ぎていた

素肌の上に白のガウンを羽織り 冷蔵庫のミネラルウォーターを
取り出して椅子に座り飲みながら 時計に目を送る
時刻は間もなく10時を指そうとしていた

・・ 今夜も森の差し出す生贄として 男に抱かれる ・・
・・ 森の歪な 性癖の為 男に抱かれる ・・・・・・・

テーブルに置いたペットボトルが 揺らいで小さな波紋を浮かべ
揺れる 水を見つめ 唇を嚙みしめていた

・・・ ノックの音が ・・・ 

麻衣は顔を両手で撫で 笑顔を作りドアを開けた

腹の出た短躯な体で 麻衣に笑顔を見せ 久我は入ると
スーツを脱ぎ始め 麻衣は脱いだものを片付け

「 何か 召し上がります? 」

ギョロ目に優しい光を浮かべ

「 飲みすぎたから 水を シャワーしてくる 」
言い残して浴室へ消え 暫くすると浴室から
白いガウンの姿で 出て来ると 椅子に座った 


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