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托卵妻奈莉
【若奥さん 官能小説】

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若い啓一との交接-1

 奈莉は久しぶりでセックスを堪能し満ち足りた気持ちで帰路についた。実際に性器と性器を結んだわけではなかったが、その実感は奈莉には十分にあった。
 帰宅後、心なしか夫の啓吾に対する奈莉の言葉に優しさがこもっていたので、啓吾の方では少し怪訝な気がしたが、この間セックスのことでまずいイキサツが有った手前、妻の機嫌がいいことはなによりだと啓吾自身も安心した。
 
 啓一とのことから一週間がたち、奈莉は次の機会を持つべきだというふうに思いたっていた。あそこまで気持ちを通じ合えたのだから、やはりこの関係を可能な限り続けていきたかった。奈莉の満ち足りていない性生活を一時でも満たしてくれる、そのことを失いたくは無かった。
 エステへは短いときは二週間置き、長いときは一カ月から二ケ月置きに通っていた。でもいまは、二週間置きの来週行ってもいいだろう、そうしよう、だって楽しみなんだもん、、、、
 予約の電話を入れると、次の水曜日の午前中で啓一の予約が取れた。電話に出たマダムはもちろんこの間のことは知らない。電話口でマダムが啓一君に予約の確認お声がけをしていたのが聞こえたから啓一君も奈莉の予約を受け入れたということだった。そのことに奈莉は安心し、胸がときめいた。

 その後断りの連絡もなく、啓一が奈莉の予約を受け入れてくれたということは、啓一も奈莉ともう一度してもいいということなのだろうと奈莉は思った。今度は若くピチピチした純情な啓一にどんなことをしてもらおうか?そのことを考えると奈莉は毎日が愉しかった。ちょっとした小悪魔の心境と言ってもよかった。そうだ、やはり今度は入れてもらいたい、コンドームを用意していこう、と思い、奈莉は品ぞろえの良いコンビニに行き、最薄でしかも品質に間違いのない質の良いコンドームを買ってきた。
 そしてついに水曜日が来た。子供たちを送り出すのがなんとじれったく待遠しいことか、奈莉のこころはウキウキと波立っていた。そして性器の部分は昨夜お風呂で入念に洗ったがもう一度高級濡れティッシュで良く拭いてほのかで知られるフランスの香水を振りかけた。最後に鏡の前に行き、お化粧の仕上げを入念に行い、身体全体の確認、そしてコンドームの再確認をして玄関を出た。車で行けばちょうど十五分前くらいにはエステに到着するだろう、事故の無いように気を付けて現地に向かい、ドキドキしながら駐車場に車を止めた。

 奈莉はお店に入るとマダムに挨拶をして何分か、だべりながら情報交換した。この間の啓一とのことはマダムは知らないようだったので奈莉は安心した。そしてマダムが、
「啓一!、もういいかしら?」
と奥の個室に声掛けすると
「はい、大丈夫です」
と反応があったので、マダムは奈莉に向かって、
「お待ち遠さま、それではあちらでボディエステをお受けくださいね。ごゆっくりお過ごしください」
「ありがとう、それではお願いしますね」
と奈莉は返して啓一の待つ個室へと入って行った。
 奈莉は啓一の顔を見るとニコッと笑顔で会釈をして、
「今日もよろしくお願いするわね、啓一君」
「はい、こちらこそご満足いただけるよう精一杯やらせていただきます」
 精一杯やらせていただきます、というのは露骨に過ぎるのではないかと、ちらと思ったけれど、奈莉は啓一のそういう無防備さが可愛くなって下を向いたまま笑った。
 奈莉は奥の脱衣所に行き、そそくさと少し淫猥さの漂う露出度の高いビキニに着替えた。コンドーム一袋をどこに入れようか、迷ったが他にないため仕方なくパンティの中に忍ばせた。そして個室に戻り、施術する簡易ベッドに仰向けになった。啓一が、
「それでは早速、マッサージさせていただきますね」
と言うと、奈莉は、
「ええ、よろしく。前回のように心地よくしてね」
とニコッと啓一を見つめたが、啓一は目を逸らしてオイルを手に付け始めていた。


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