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愛でられて
【その他 官能小説】

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愛でられて-6

お言葉に甘えて、少しだけストロークのスピードを速めてみる。

ストロークする度に「ンッ!ンッ!」と声を上げる彼女。

真ん中以上引き抜くとまだ痛みがあるようなので、真ん中から奥でストロークさせる。
ゆっくりと小刻みにストロークさせる感じだ。

奥の子宮口と呼ばれる辺りが気持ち良いようで、次第に吐息が「ハァハァ」と変わってくる。

膣内も変化が出始め、奥に当たると中ほどがキュッキュッと締め付けてくる。
それはカリの部分に引っかかりを生み
、何とも言えない快感を呼ぶ。

僕の勃起もまた、今まで感じた事のない快感を得ていた。

それほど彼女の中はキツく、狭く、複雑な構造をしていた。

尾てい骨あたりがムズムズし始め、射精が近い事を知る。

「はなちゃん、イッちゃいそうだ。大丈夫。お腹の上に出すね。」

そう言うと、「大丈夫。今日安全日だから中に出して。最後まで先輩を感じたい。」

彼女はそう言い放つと僕の両頬に手を当て、キスをせがんで来た。

深いディープキスを交わし、再び彼女の脇から肩へ腕を潜り込ませると、より一層速くストロークさせた。

「ンッ!ンッ!」だった彼女の喘ぎが「アッ!アッ!アッ!」に変わった。

小刻みストロークではなかなかイケなくて、より大きくストロークさせ、ストローク速度も上がっていく。

額に汗が噴き出すほどの運動量だ。

下半身に熱いものを感じながら、さらに突き上げていく。

勃起はMAXだ。

彼女の喘ぎが言葉に変わった。

「ダメ!ダメ!変になっちゃうー!」

その瞬間、僕の勃起は爆発した。

彼女の一番奥深いところでヒクついている僕の勃起。
高まった快感に腰が震える

彼女は背中を反ったような体勢で足を折り曲げ、腹部が波打っている。

体重を乗っけないよう、肘をついて身体を浮かせている僕の下で彼女は「ンッ ンッ ウフゥ〜」とまるで痙攣しているかのようだった。

全てを彼女の中へ出し切った。

暫く余韻を楽しむように虚ろにしていた彼女が口を開いた。

「スッゴイ熱いものが入って来た感じ。途中からワケわかんなくなって、頭の中真っ白だよ。セックスってこんなスゴいんだね。気持ちいいとか感じるとかじゃなくて、ホント凄い。私のお腹の中、全部先輩だった。」

よくわからない説明だったけど、僕を感じてくれてたんだという事は理解できた。

ウネウネと蠢く彼女の内部が刺激して射精した後だというのに僕の勃起は萎えることをしない。

こんなことは初めてだ。

「先輩の、まだ固い···」

彼女の言葉にふと我に返った。

「うん。普通は射精すると小さく萎むんだけどね。」

その辺りの知識は彼女にもあったらしく、蠢くように絡みつく彼女の内部が勃起を刺激して萎えない事を説明した。

「ね、先輩。今度は私が動いていい?」

痛みは大丈夫なんだろうか?と心配になったが、快感を覚えた身体はさらなる快感を求めているのかもしれないと思った。

僕は彼女の身体を起こすように抱き上げ、繋がったまま対面座位の体勢を取った。

僕の頬に両手を添え、彼女が熱いキスをしてくる。
舌が絡む度に彼女の内部はキュンキュンと締め上げてくる。
まるで彼女の感情と膣内部が繋がっているような感覚だ。

勃起はまたMAXを迎えたように思えた。

あぐらをかいていた膝を伸ばし、彼女が動き易い体勢を取る。

彼女は僕に寝そべるように促し、片手を胸に、もう片方の手を僕の太ももに置き、ゆっくりと腰を前後させる。

その動きはけっしてスムーズなものではなく、ぎこちなさは隠せないが、自分で気持ち良い場所を探っているように見えた。

「ンッ、ンッ、」っと声を漏らし、前後左右に腰を動かしている彼女。
動きに合わせて内部もキュウキュウ締まってくる。
これがなんとも心地よい。

深く繋がっているためか、入り口付近がギュッギュッっと締まってくる。
勃起の根元を締め上げるようだ。

思わず僕も「ああ···気持ちいい」と声が漏れてしまう。

「先輩も気持ちいいの?」「嬉しい···」

そう呟きながら彼女の動きがより一層速くなる。

痛みはもうないのか、痛みより快感が勝っているのか、それを読み取る術はなかったが、今の彼女が快感に取り憑かれているのは明らかに見て取れた。

その瞬間、彼女が肩を窄め、ブルブルと震えるのが見えた。
同時に内部がより一層僕の勃起を締め上げる。

絶頂を迎えたようだった。

彼女の腹筋が波打つようにヒクつき、両手を僕の胸につかないと姿勢を保てないようだった。

愛おしさから彼女の太ももを両手でサワサワしていると、「なんか遠くに行く感じ。すっごい気持ちいい。先輩、すっごい気持ちいいよ。」

初めて男を受け入れるのに、彼女はもう何度も絶頂を迎えている。

ネットの情報によれば、そういった女性も少なからずいるらしい。

「大丈夫?痛くない?」

心配になって聞いてみたが、「違和感みたいのはあるけど大丈夫みたい。気持ちいいほうが勝ってるもん」

そう言って彼女は身体を倒し、髪をかき上げながら唇を重ねて来た。

暫くまったりと舌を絡み合わせ、気分を高めてゆく。

僕は彼女のお尻を両手で包み、そのまま勃起を押し当てた。


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