愛でられて-4
「感じ易いんだね。凄く敏感で驚いたよ。でも、綺麗だね。可愛いよ。」
そう言い終わるかどうかの時に彼女は僕の勃起に触れて来た。
「先輩の、おっきい···すっごく固いね···」
「うん。はなちゃんがとても可愛いから、興奮しちゃって···」
「今、先輩、はなちゃんて呼んでくれた···」
彼女は胸に手を当てながら目をキラキラさせていた。
「出して見てもいい?」
「うん。いいよ。はなちゃんの好きにして。」
身体を起こし、満面の笑みを浮かべてはなちゃんは僕の股の中に座り込み、スウェットパンツを下ろしていく。
脱がせ易いように腰を浮かせると、それはすぐに露わになった。
今までの行為で準備万端、そそり勃つソレに彼女は包み込むように両手を添えた。
そして上下にさするようにして愛でている。
「おっきい···こんなの私の中に入るかなあ?。。。」
実物を見て不安になったようだ。
「どうなんだろう?僕も初めての女性を相手にしたことがないから、よくわからないけど、出来るだけ痛くないように気をつけるね。」
答えになってない気がするが、気休めにはなった気がした。
「うん。先輩。ありがとう。」
そう言うと彼女は僕の勃起の鈴口へと唇を運んだ。
軽くキスをする。
チュッ!と音がして、僕の勃起に電流が走った気がした。
「舐めてみてもいい?」
とても恥ずかしそうに彼女が聞く。
「願ってもなく嬉しいけど、大丈夫?無理してない?」
そう聞くと、彼女は顔を赤らめながら、
「先輩だって私のを綺麗に舐めてくれたもん。大丈夫。」
そう言って鈴口に舌を這わせた。
くちゅっ!と音がして、彼女が亀頭を咥えた感触がした。
それはほんの一瞬だったが、勃起はさらに膨れ上がり、「わ!またおっきくなったよ。先輩。」
不思議そうに指を立て、鈴口回りを撫で始める彼女。
「なんか、不思議ぃ〜♪」
初めて手にする男のモノを楽しむように撫で回す。
僕は勃起の裏スジを指差し、「ここがけっこう感じるとこなんだ」と教える。
彼女は「へえ〜♪」と感心しながらそこへ舌を向かわせた。
「こお?」と言いながら舌を柔らかく上下させる。
なんとも言えない快感が僕の中心をムズムズさせる。
「うん。とっても気持ちいいよ。」
それに反応して彼女は裏スジからペニス全体を舐め回していく。
鈴口から裏スジ、さらには玉筋まで全体的に舌を這わせ、時に強く吸い付いたり、唇を尖らせてチュッ、チュッっとキスを繰り返す。
手慣れた感じは受けないが、一生懸命さは伝わってくる。
ハムッっと咥えてみたり、咥えたまま頭を上下させることは知っていたようだった。
快感が高まることはさほどなかったが、なんとか気持ち良くなって欲しいという気持ちは大いに伝わった。
さすがに初めて男を迎え入れる女性にそれ以上を求める気にはなれず、「ありがとう、はなちゃん。とても気持ち良かったよ。そろそろ入れてみようか?」と提案してみた。
彼女は大きく頷き、僕と入れ替わるようにしてベッドへ横たわった。
彼女の綺麗なボブヘアが少し乱れていたので、整えるように髪をかき分け、頬に掌をあてた。
彼女はその手を愛おしくそうに両手で包み込み、「先輩。好き。」と呟きながらその手に唇を寄せた。
この世の中で一番可愛い女性だと思えた。
そんな彼女の額に軽くキスをして、僕は彼女の股を開いて両足の膝を立てさせた。
割れ目からキラリと潤いが見て取れた。
確認するように僕はその割れ目に指を添わせ、上下に弄る。
潤いが指を滑り込ませ、すんなりと膣口へ導く。
ヌルッとした感触で僕の中指は彼女の中へ吸い込まれていく。
第一関節が彼女の中へ入った。
指一本でもその締りが確認出来る。
かなりキツい。
内部はヒダやツブツブのようにザラザラした感触がある。
ほどなく少し引っかかりを感じる。
処女膜だろうか?
彼女の表情を確認しても痛がる素振りはない。
そのまま第二関節あたりまで挿入を続ける。
潤いは内部にも達しているので、それほどの違和感はない。軽くゆっくりと出し入れをしても痛がってはないようだ。
この辺りは肉壁も滑らかでツルンとしている。
彼女は少し感じているのか、「んふっ」とか「はんっ」という声を上げている。
恐る恐るだけど、指を全部入れてみた。
慎重にだ。
恥骨側、身体の上部に向けて指を曲げ、上壁を刺激してみる。
いわゆるGスポットと呼ばれる部分だ。
ビクン!っとなって彼女の吐息が漏れる。
「そこ、なんか変になっちゃう···」
堪らず彼女が訴える。
お腹の上に左掌を添え、右手で彼女の中を確かめるように、ゆっくりと、反応を確かめながら膣内をほぐしてゆく。
実は彼女がシャワーを浴びている間にネットで調べた「処女への愛撫の仕方」を真似ているのだ。
膣内を抜き差ししている指に血はついていない。
慎重に出し入れを繰り返し、時々指を曲げて感じ易い場所を刺激しながら快感も覚えさせていくのが良いらしい。
身体全体が熱を帯び、彼女が快感を感じているのがわかる。
そろそろ頃合いかな?と、判断し、指を抜き、彼女の唇に僕の唇を重ねた。
彼女はそれに反応し、軽く舌を絡ませてくる。
「じゃあ、入れるね。」
彼女は頷きながら、「はい。」と応えた。