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托卵妻奈莉
【若奥さん 官能小説】

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エステ美容-3

 奈莉は少し気まずかったが、あまりの心地良さに続けてください、と口走っていた。だが、少しその後は意識をはっきり持っておこうと気を取り直した。
 フェイスから首筋、胸もとへと啓一の手と指によるマッサージが進んでいった。奈莉の胸元の美しさは男から見て絶品だった。肩甲骨が僅かに見えるが胸元を包む肉感が自然なしかも健康的なオーラを醸し出しており、素肌の白さ、スベスベ感は男なら吸い付きたくならないものは無いほどだった。
 そのことを二十代後半の男盛りを向かえていた若い啓一が感じないはずは無かった。
 啓一は、フェイスマッサージをしながらここまで仔細にわたり観察してきた奈莉の身体の美しさを感じてうかつにも仕事だということを忘れそうになっていた。そしてその時にちょうど奈莉に指をしゃぶられたのだった。指をしゃぶられる感覚が啓一の脳天に強くしかも心地よく残っていた。あのまましゃぶられていればよかった、、、、
しかし気を取り直して残りのマッサージに最善を尽くそう、そう思って奈莉の胸元、肩、腕を触っているとまたもや、啓一の男が目を覚ましてきていた。
 普段はしないのだが、奈莉の肌の美しさに感じた啓一は、奈莉の両手を挙げて、その両ワキを入念にマッサージしようとした。啓一は奈莉のワキを見た途端、やはり自分の想像に間違いは無かった、それは大人の隠微な美しさと少女の純潔さをもつようなムレムレ、ピチピチの綺麗なワキとなって目の前に現れた。そして啓一はそのワキを入念の上にも入念に愛撫するようにオイルでマッサージを繰り返してやった。
 奈莉は、ワキをされると思っていなかったため、一瞬ひるんだがその心地良さにさきほど意識をしっかり持とうとした小さな決意を忘れそうになっていた。ワキへ繰り返される啓一の指の優しい愛撫は奈莉を再度心地良さの無意識へと誘っていった。
 ワキへの愛されるようなマッサージを受けて、奈莉の顔に性感が漏れ出始めていた。奈莉はそれまでワキに愛撫されたことが無かった。夫を含めて四人の男に愛撫され、挿入をもされた経験があったが、いずれの男にもワキを、しかもこのように入念に性感さえ催すように愛撫されたことはなかった。ワキが性感帯だということはどこかで聞いたことがあったが、こんなに心地良く、気持ち良いものだとは奈莉は知らなかった。奈莉の口が半開きになったのはこのワキの愛撫の時からだった。そしてそのときには奈莉の身体全体の真っ白な素肌が肉付きに良いところどころ薄紅色に紅潮して性感の高調を露わにしていた。
 奈莉の身体が瑞々しさに加えて、そのように薄紅色に色づき、熱を帯びて来たとき、奈莉が求める男に対するフェロモン用の芳香物質が周辺へと拡散しているに違いない。

 啓一はそんな奈莉が手に取るように分かった。それは美しい女性に敏感な感性を持つ啓一だからこそなのかもしれなかったが、啓一は奈莉をそんなふうにしてしまって後悔していた。衝動でワキのマッサージを行い、そうなるのが啓一には有る程度わかっていたはずだった。
 台湾での就業中にもこんなことはあった。しかし、どうもってくかは一応の指針が有った。ある程度性感を満たしてあげる必要はあった。それから徐々にその性感から遠ざかっていき女性から見ていつの間に、と思わせて終えるということだった。
今度もそうすればいい、そうしようと思っていた。

 ある程度の性感は満たしてあげないといけない、啓一は奈莉の胸をその支点にしよう、そこを満たしてあげればよい、そう決めて奈莉のビキニの裾から乳房まわりへとマッサージを進めていった。
 奈莉の乳房はCカップとさほど大きなものではない。しかしその形がとても美しい調和を醸しているものだった。小柄な奈莉の胸の上に乗る形の良い両の乳房は腰のくびれと対を成すように奈莉の身体のバランスの良さを表現していた。良くくびれた腰はその先のピチピチの臀部全体へと走る線を艶めかしいほど強調していた。その腰のくびれの上に健康そのもの弾力を持って鎮座まします美しく柔軟性に富んだ乳房、その弾性は柔らか過ぎず硬過ぎず、触った後にプルンとしなるように弾む極上の乳房だった。
 その乳房を今啓一が山の裾野からマッサージし始めていた。啓一はその乳房の弾力にまたもや惑うことになった。マッサージしつつ、その感触の心地良さに既にあそこのイチモツが硬くなってきていた。しかし続けなければならなかった。
 乳房のすそ野は女性によっては非常に感じる部分なのである。そのことを若い啓一は知らなかった、まさに啓一は見誤っていた。奈莉はその部分について三人目の男である睦夫に開発し尽くされていたのだった。香り高いオイルと啓一の指によって摩擦され、スリスリされる奈莉の乳房の裾野の線は徐々にプルプルと小さく震えて来ていた。


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