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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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映画(一)-4

 次に彼女達は自由だということ。連絡さえしておけば外出も外泊も自由で、恋愛や結婚も自由らしい。
 この屋敷の中には10人以上の女性が居て、孤児だったりネグレスト、不幸な生い立ちの女性が辰夫の代から拾われて、生活を共にしているそうだ。
「辰夫様の舞台からデビューした娘も何人かいるんですよ!女優の◯◯とか。」奴隷的に囲っているのかと思っていたが、皆自分の意志でここに居るのだ。
 瑠璃子は二十二歳でそろそろ就職して独立したいと言う。就職斡旋も結花に頼めばやってくれるらしい。
「驚いたなぁ。比留川一族って、こんなことやってたんだ。」「今後は海外の貧しい子供達の為に学校を作りたいって言われてました。」
 クールビューティーな比留川結花への認識が変わった。

 瑠璃子に背を向けて眠ろうとすると、後ろから抱き着かれた。柔らかい乳房を背中に感じる。「おい、そんな気は…。」「少しだけこのままで…。私、親を知らないから、お父さんが居たらこんな風に甘えてみたい。」
 瑠璃子の温もりを感じながら眠りについた。


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