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托卵妻奈莉
【若奥さん 官能小説】

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奈莉-1

 奈莉はこのクリスマスの日の誕生日で三十三歳になる。十年前に十七歳年上の啓吾と結婚し、九歳と六歳になる女の子を持つ母親だ。三十三歳という年がまったく感じられず二十代といって何の違和感もなかった。増して二人の女の子を持つ母親には見えない。それなりの服装で街を歩いていたら二十代半ばの独身女性として見られていただろう。それはスタイルが良く、出るべきところが張りをもって良い形をしており、実際の中身など見ればもっとそう思うのだろうが、瑞々しい肌と乳房の張り、ぴちぴちとしたお尻のすべすべしたところなど二十代前半の生娘を思わせるところがあったと言って決して言い過ぎではなかった。

 今年で結婚十周年で夫の啓吾からは食事でお祝いはしてもらったが、夜の睦み事はとんとご無沙汰になっていた。二人目が生まれてしばらくしたら啓吾の方が子どもの方への関心が奈莉への関心よりはるかに高くなったこともある。今年で五十歳になった啓吾の年齢のせいであるかもしれなかった。
 奈莉自身女として常々きれいでありたいと思い、そのように努力してきた。そして三十三歳というまだまだこれからが女盛りというときだという自覚も奈莉自身非常に強かった。はた目から見ても女性としての魅力に満ちており、その身体の若さが異性を強く求め、また求められるに値する奈莉にとって、それだのに身体を求められない、それは奈莉にとって耐えられることではなかった。

それでも奈莉は、何度も夫の啓吾に夜のお誘いをしたことがある。艶めかしいネグリジェでベッドルームでゆっくり抱きついていったこともある。しかし啓吾の反応は無かった。
奈莉は年齢以上に若くとても二人の子供を産んだとは思えないほど世間一般から見て綺麗だった。そして何より人柄が柔らかく可愛らしく優しい顔つきと相俟って、啓吾でなくとも男性が結婚したくなる女性と言えその魅力が子供を二人産んでもなおしっとりと漂っているふうだった。そしてその若さはコケティッシュな雰囲気さえ漂わせていた。
 女性としてのお手入れに怠りなかったことはあるがもともと素質なのだろう、夏服で露見する胸元や腕、脚などのお肌は瑞々しいほどの白い肌である。実際全身の肌のきめ細やかさと透き通るような白さは、男なら誰しも一度は抱いてみたいと思う。胸の乳房はCカップだけれど形良く張っており腰つきはしっかりと前後左右健康に張っていてその上のくびれなど二十代前半と変わらないくらい線の美しさを保っていた。買い物などでショッピングモールへ出ると振り返る年配の男性など少ない方ではなく、三年前にはふとしたことで長女の父兄会で知り合った同級生の父親としばらくの間二人きりになったときに真剣に見つめられて言い寄られたことが有ったくらいだ。そのときは、奈莉の友達が偶然現れてくれたので事なきを得たが、奈莉はキスくらいしてもよかったと今となっては思うこともある。

 奈莉としては、自分の女性としての魅力についての自覚はある程度あっても浮気をしようと思ったことはなかった。啓吾を愛していたし、奈莉のことを愛し続けてくれることを漠然とだが信じていたからだ。
 しかし夫の啓吾には何度も、求めて拒絶されることが続いた。
 そして、いつしか奈莉はオナニーすることを覚えていくことになる。啓吾の帰宅が遅くなるとき、AV、特に女性が乳首や性器を優しく愛撫されるストーリものを良く観ては自分のクリトリスを刺激してオナニーをするのが好きになって行った。奈莉は乳首やクリトリスへ刺激を少し加えるだけで愛液が漏れ出て来る濡れやすい体質だった。溢れる愛液をクリトリスへたっぷりとつけてスリスリしていると男性の舌で愛撫されているふうでいつの間にか逝ってしまう、そういうオナニーが習慣づいていったのもやむを得ないことだったのかもしれない。


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