2話-1
駅の近くにある喫茶店…仕事を終えた俺は珈琲を飲みながらA氏の到着を待っている…
まさかA氏が近いところに住んでいたことには驚かされた…
A氏「あのぉ…タケノコさんですか?」
緊張する俺の前に現れたのは…サラリーマン風の格好をした冴えない小太りの中年男性…というか…その独特の容姿に思わず笑いそうになってしまう…
フランシスコ・ザビエルまんまの頭…でかい顔は…口のまわりや頬…それに目立つ二重顎まで剃った髭で青々としている…
つり目に眼鏡をかけ…鼻毛が出ているのも見えて…頬にある大きめの黒子からも毛が…
一体どこを見ていいのやら…視線の向け先に困ってしまう俺…
もっと若くて痩せた紳士的な男性だと…勝手にA氏をイメージしていたので…正直…苦笑いするしかなかった…
A氏「タケノコさんって…もっとオタクっぽくて…太った男性だと…おっと失礼…凄いイケメンだし…スタイルも良くてモテるでしょ…」
A氏も勝手に俺をイメージしていたのだろう…同じように苦笑いしていたが…口を開いた時…なんか黒ずんでガチャガチャの歯が見えてしまい…本当に最悪な見た目だなと思う…
とりあえず俺は…盗撮した画像をA氏に見せながら叔母についての話を始める…
A氏「なるほど…タケノコさんの叔母さんのことは大体…確か48歳でしたよね…熟れぐあいが最高だなぁ…想像していたより顔も結構いけてますし…私の超好みですよ…興奮してきたなぁ…」
スケベ顔で何度も叔母の画像を凝視するA氏…喋る度に口から異様な悪臭が漂ってくるのだ…
そんなA氏が…とんでもない事を言う…
A氏「さっきの痴漢の話ですが…もし…私が同じようにしたら…タケノコさんも楽しめますかねぇ…」
失礼だと思うが…この気持ち悪いオッサンが…うちの美人な叔母を触る…想像しただけで勃起してしまい…思わず頷いてしまった俺…
A氏「ぬふふっ…冗談ですよぉ…そんなに顔を強張らせないでください…」
不気味に笑うA氏は…自分の素性を話し始め…54歳の独身者であり…これまで女性関連の犯罪で…何度も警察の世話になっているのだとか…
A氏「私も…いい加減にしないとなんです…真面目に生きようと決心したばかりで…だから…残念ですけど…」
その後…A氏が叔母の画像を欲しがったので…あるアプリで繋がり…拡散させないことを約束させて渡した…
A氏「これで…タケノコさんのように奥さんを見ながらオナニーできますねぇ…ぬふふっ…また…そのうち会いましょう…」
喫茶店から2人で出て…A氏と別れて家に帰ろうかとしたが…他人と叔母について話せただけで既に股間がムズムズしている変態な俺…
駅前のコンビニに寄りトイレに向かう…
男女兼用のトイレが2つとも空いておらず諦めようとした時…1つのドアが開く…中から出てきた人が叔母だったのだ…