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義父に犯されて:午前十時を過ぎたなら
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第五十六章 再会2-1

【啓介と同居 四ヶ月目】 
【20●1年4月6日 PM11:00】

一時間後。
義父の家で。

※※※※※※※※※※※※※※※

義父の家に入ると人の気配がしない。
恐る恐る覗いた寝室も布団すら敷いてなくて、寒々とした和室が見えた。

恵はわざと大袈裟に頬を膨らませた。
こんなに心配して訪ねてきたのに、まだ帰っていない。
昨日、義父が言っていたように夜遊びをしているのだろうか。

恵は一人、吹き出した。
そんな自分が可笑しかった。

つい今まで夫と楽しい時を過してきたのに、義父に焼きもちを妬いている自分がいる。

恵は肩をすくめると、義父のために風呂の準備と軽い食事の用意を始めた。
ダイニングのテーブルに食器を並べ終え、息をついた。

何か変な気持ちであった。
まるで夫を待っている気分だった。

テーブルに頬をあててみる。
冷たい感触が心地良かった。

急に睡魔が襲ってくる。
早く帰ってきてと、願う恵であった。


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