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姉弟姦係
【姉弟相姦 官能小説】

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処女最後の性器-3

 整然とした姉の部屋には繊細の爽やかな匂いがする。今まで意識した事は無かったが、あー何か女の部屋なんだなー、と思ったら。姉の部屋と言うよりも女の部屋に入った、そんな感覚だった。中へ進むと後から入って来た日菜がドアを閉めた。女の部屋に2人きり…、密室に姉ではなく女と2人きり…セックスを意識した健斗にはそう感じる。
 (ヤバい、何を話していいか分からない…)
どんな会話をしてもセックスを意識し過ぎで上手く話せないような気がする。意思を持たずにゆっくりと奥へと進むとベッドの前まで来た。
 「健斗…」
日菜が健斗の目の前に立つ。
 (あー、今まで何度この優しい眼差しに守られて来たんだろう…。姉貴がいれば大丈夫…、いつも安心させてくれた目…。大好きだ…)
だがそんな瞳に微かに感じる不安。
 (姉貴も不安なんだ…。これからは俺も姉貴を守らないと…)
これまで自分の為なら何でもしてくれた日菜をこれからは自分が…、そんな気持ちになった。健斗は手を回し、そっと日菜を抱きしめた。
 (あ…)
幸せ、安心感…、日菜は健斗に抱きしめられ不安を癒されたような気がした。今まで誰よりも一緒に時間を共有して来た健斗。その絆をしっかりと感じる。
 「姉貴…」
初めてかも知れない、健斗がキスをリードしてくるのは。少し動揺した日菜だったが、それは嬉しい類の動揺だった。少し強張っていた体から余計な力がフッと消え去った。
 重なり合う唇。その感触を確かめ合うかのように、大事に大事にくちびるを合わせる2人の体は次第に密着して行く。溢れ合う鼻息がお互いの興奮を感じさせる。自ずと気分が高まって行く。
 健斗から舌を絡ませる。迷子の子供がママを探すかのように日菜の舌に向かい、そしてゆっくりと絡み合う。
 (健斗…)
日菜の下半身が熱くなり愛液が滲み出す。男を愛する感情と弟を愛する感情、どちらだと聞かれればきっとどっちもだと答えるだろう。それは健斗も同じだった。日菜を愛する純粋な気持ちといつの間にかパンパンに張り詰めたペニス。腕の中の日菜を愛しながら興奮していた。
 「大好きだよ、健斗…」
 「俺も…」
その言葉だけで十分だった。お互いの大切なものをお互いに捧げるのは。2人の体はどちらからともなくベッドへと寄って行く。


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