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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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すれ違い-3

 結婚生活最後の夜に夫にレイプされ、翌日は上司との性行為を強いられ、そして夜には初めて会う男性を身体でもてなすことになるゆき。
 二十四時間で三人の男性にレイプされるという過酷な状況は、一人の女の精神を破壊するには十分すぎた。

 最初のセックスで、ゆきはイかされた。
 イきたくなかった。
 感情が消え去っていたはずのその美しい顔に悔しさと無念さを滲ませながらゆきは膣内に射精された。自らの肉壺の中でひくつくペニスと、子宮の奥で熱く滾る精液を感じながら、抗いがたいオーガズムの波に下半身を震わせた。おぞましい感触をすぐシャワーで洗い流そうと起き上がったその口に、陰茎を押し込まれた。

「んん……っぷ! んぐ……ぁが……っ!」
 Wが苦渋の表情を浮かべている。
「すまない。言われた通りにするしかないんだ……」

 ゆきはふたたび、感情を失った。
 心に何かが芽生えれば傷付くだけ。もうやめよう。考えるのは。悔しくなんかない。じっとしていればいつかは終わるのだから。べつにこのくらい。どうせ私なんか――。

 オーガズムの残滓で下腹部が疼くなか、無心で上司のペニスをしゃぶった。こんなときにも歯を立てないよう気を使ってしまう自分に腹が立ち、しかしすぐ、腹を立てる気持ちも捨てた。
 四つん這いの姿勢をとらされ、肛門に挿入された。昨晩夫が同じ場所への挿入に失敗したことを思い出した。最後まで不器用で「下手っぴ」な人だった。夫にアナルヴァージンを捧げようと誓ったのはいつだったか。結局果たせぬまま別れることになった。
 不能な夫と違い、いともあっさり肛門へ侵入してくるWのペニスを感じながら、哀しくなった。哀しい気持ちもすぐに捨てた。

 おかげで夫からの電話は無心で会話できた。余計な感情は邪魔なだけ。あまりの冷淡さに夫は呆れただろう。よかった。これで私は、もっと夫に嫌われる。

「すまなかった……。こんな状態のまま電話に出させてしまって……」

 男は下半身をぴたりと人妻の尻に密着させ、ゆきの直腸最奥でペニスをかきまわす。柔らかな肉襞をパンパンに膨れ上がった亀頭でつつき、引っ掻き、押しつぶす。

「ぁあん……! んっくぅ……い、いえ……私も突然の電話で慌ててたので……んんぐっ!」

 背後から乳房を揉まれ、先端の突起を転がされ、男性器による肛門嗜虐行為を受け止める人妻。
 すべての感情を封印しても物理的な刺激にまでは蓋はできない、
 快楽に抗う憎悪も悲しみも絶望も捨ててしまったがゆえに、混じり気のない快感の渦に飲み込まれていく人妻の姿。
 それは哀しい姿だった。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン――。
 ネチ、ネチョ、ヌチュ、ネチョ、ニチャ、ネチョ、ニチ、ネッチョ、ネチ、ネチョ、ヌチュ、ネチョ、ニチャ、ネチョ、ニチ、ネッチョ、ネチ、ネチョ、ヌチュ、ネチョ、ニチャ、ネチョ、ニチ、ネッチョ、ネチ、ネチョ、ヌチュ、ネチョ、ニチャ、ネチョ、ニチ、ネッチョ。
「んひっ……! ぁん……! っひぐ……! ぁ……んっ……! ぁふん……! んふんぁああイぃ……! ぁあだめん……っ んひぃ……! ぁあああイく……イっちゃう……ぁああああ!」

 ついに肛門でもオーガズムを与えられたゆき。
 上司のペニスをアナルの最奥まで挿し込まれながら、美人OLが大きな尻をビクンビクンと震わせている。

  *

 女性部下の肛門が自らのペニスを締め付けひくついている様子を眺めながら、Wは怒りに震えていた。

 大人しく自分の愛人となることを受け入れず、いつまでも往生際悪く抵抗するからこの女はこのような羽目に陥るのだ。
 こんなときのためにVに「プランB」を授けていたのは正解だった。
 まだ女子大生だったこいつがA社の面接に来たときから、この女のアナルを狙っていたのだ。自分より先に接待相手にケツ穴を開かせてたまるか。
 お前はこれからヤクザの情婦を務めながら上司に犯され、性接待では数え切れぬほどの男たちに肛門を掘られ続けるのだ。

「Oさん…………」
「ん……チュ……」

 四つん這いのゆきを振り向かせ唇同士を重ね合わせる。
 女のあまりの美貌と色気に、Wはつい怒りを忘れ夢中になっている自分に気がつく。
 日本中の男どもが妄想のおかずにしている女のアナルを、今私は犯している。

 まあ、プロセスは少々想定外ではあったがこの女がこのタイミングで旦那と別居してくれたのは僥倖か。これで旦那にバレる心配はなくなり、帰宅時間を気にする必要もなくなった。ハードな性接待を夜通し行わせることも可能ということだ。
 生意気なこの女の心を破壊し、やがては身も心も完全に俺の女にしてやる。

「レロ、レロレロ……ぁむ……ぅむ……」

 そうだ。そうやって素直にさえなってくれれば、私はこいつに優しくしてやれる。希望を見せ、一日でも長く、一人でも多く性接待をさせるために。

「Oさん、キスしたまま聞いてくれ。私の話に反応はしなくていい」
 WはVに聞こえないよう、ゆきにささやく。
「ん、んん……チュウ……んん」
「実は……君に余計な期待を抱かせてはいけないと思い黙っていたが、裏ではすでに動いている」
 男のペニスが、人妻のアナルへの出入りを再開する。
「……はぁ……はぁ……チュゥ……ん……っ!」
「Vさんの息のかかっていない知り合いが警察にも政治家にも大勢いる。皆私のために喜んで動いてくれる人たちだ。だから今だけ……今だけ、耐えてくれ……」
「……ん、んん……! チュ、チュウ……」
「こんな形で君を抱くことになってしまい申し訳ない。しかし私のOさんへの気持ちは本物だ。身体だけを弄ぶようなことは絶対にしない。どんなことをしてでも君を救い出すし決して見捨てない。それだけは信じてほしい」


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