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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 小百合 14-1

8時半前 鈴木家 小百合の部屋
小百合も家事や宿題やお風呂などをすませ
寝るだけになる時間

(おさむくんにわたしもちょっとだけ話しかけようかな)

「こんばんは いまなにしてたの? 時間ある?」

「しおりちゃんとLINEしてたけど
 同時に対応は可能だから」

「しおりちゃんも へいき?」

「うん だいじょうぶ」

「ご飯は食べた?」

「夜は食べた くみこちゃんが夕方に食べるようにって」

「やっぱり くみこちゃん そう言う注意してくれてるのね」

「言って貰えるのが嬉しい」

(おさむくん 結構かまってちゃんなのかなぁ)

「明日の朝も食べようね」

「朝 1番食欲ない」

「うん 昨日みてて それは感じてるけど
 少しでいいから食べてね」

「うん…」

(こう言うと いやと言わないよね いつも…)

「それで 昨日は」

「さゆりちゃんがわるいわけじゃないから」

(わたしが責任感じてると思われちゃった?)

「それは うん わかってる」

「それに 朝から夕方まであんな風にべったりで
 しあわせだったもん」

(え? ほんと うれしい)

「それがゆきちゃんには面白くなかったのね」

「うん もうやだ」

「しばらく ゆきちゃんには部屋に入らないようにって
 学校でわたしたちが言っておいたけど」

「睨まれるのも怖いし…」

(ゆきちゃん なんでこうなの もう…)

「大丈夫だから ね 明日 くみこちゃんと会うんでしょ」

「明日 しおりちゃん お風呂なしにしてもらった」

(え? どういうこと?)

「どういうこと?」

「しおりちゃんとえっちする気分になれなくて」

「そうなの…」

(中に入れるのは気分的に無理って感じなのかな)

「ずっと くみこちゃんの胸の中でうずくまっていたいから」

(あ そういうことね くみこちゃんに甘えて落ち着きたいのね)

「精神的にまだ不安定なのね」

「いま しおりちゃんとパソコンの話しているけど
 元気になってる 好きな話だから」

(しおりちゃん 気を遣ったのかなぁ)

「わたしはまったくわからないからパソコンのこと」

「あ うん それが普通だから気にしなくていいから
 それとさゆりちゃんは弟のめんどうもあるでしょ」

「うん 弟の子守が日課になってるかな」

「いいおねえちゃんだもん」

「ありがと わたしのことおねえちゃんと思ったりしてる?」

「えっと…そこまでは思ってないけど甘えたい」

(甘えられる相手としては思ってくれてるんだ おさむくん)

「木曜日はわたしの胸で?」

「えっちなしでもいいの?」

「うん いいよ 1時間ぐらいだっこのままでも」

「ありがと でも、火曜日 くみこちゃん
 木曜日 さゆりちゃんにそれしていたら
 しおりちゃん不機嫌にならない?」

(あ…しおりちゃんが不機嫌になることも気にする
 よっぽど ゆきちゃんが不機嫌になること多かったのね)

「どうなのかなぁ じゃあ、しおりちゃんにも抱かれたら?」

「あした?」

「ううん 木曜日」

「いいの?」

「うん わたしと半分こなら不機嫌にならないと思うから」

「ありがと ほんとは」

「うん?」

「今も誰かにだっこされたい」

「もう…明日まで我慢して」

(あやおねえちゃんは忙しいのかな)

「うん」

「そろそろ 9時になるだろうから終わりにするね」

「木曜日に」

「うん 木曜日ね おやすみ」

「おやすみなさい」

(思ったよりは元気そうでよかったけど
 甘えたがってるのは困ったなぁ
 夜はわたしたちもそこにいないし
 あやおねえちゃんも忙しそうだし
 木曜日はだっこさせて落ち着かせてあげよう)

小百合は携帯を机において
トイレに行ったあと
ベッドに入り就寝するのだった


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