別れ NTR-3
私の手に乗せたおじさまの手が、思い切り私の手を掴みました。私はソファーを掴む手の向きを変えて、おじさまの手を掴みながら、おじさまの目を見つめました。
おじさまの苦悶に歪む表情の中に真っ赤な目が光っていました。
男は必要に私の股間を舐めまわし続けています。その愛撫はおじさまのそれとはまったく違う物で、荒々しく欲望をむき出しにした物でした。
初め私はその愛撫に微かな痛みを感じたのですが、悲しくも私はその荒々しさに快感を覚えてしまったのです。
私のおま〇こからは大量の愛液が溢れ出して、私の内股を伝い落ちて行きました。
「おっ おじさま いいんですか? 私、感じています」
おじさまは私の手を血が滲むほど強く握り、ただ苦しそうに何度か首を縦に振りました。そして言いました。
「島田。もう入れろ。ゴムを付けろ」
その言葉を聞いた男が、私のおま〇こから口を離して、後ろで立ち上がる気配がしました。そしてゴソゴソとした動きが、コンドームを付けている事を想像させましたが、その時私は、あの日須藤君が必死でその行為をしている時の姿を、思い出していました。
私のそんな思いをよそに、突然わたしのおま〇こを引き裂く様に、焼けた鉄棒がねじ込まれました。
「あああ〜!」
思わず私の口から大きな声が飛び出して、私はおじさまの目を探したのですが、おじさまは俯いたまま、私の手を強く握り絞めるばかりでした。
男のぺ〇スはそのまま容赦なく抜き差しを繰り返し、グチョグチョと厭らしい音を響かせています。
私は「こんな男に感じてはいけない。こんな単調なピストン運動で感じてしまったら、今までのおじさまの躾の意味が無いわ」と思いながらも、その思いが、より自分を興奮させている事を知るのです。
そして男の興奮はさらに高まり、欲望が突き動かす抜き差しの速さが、異常な速度で私を犯し始めたのです。
「あああ〜! あああ〜! おじさま! ごめんなさい! 私! 気持ちいいです! 感じています!」
おじさまは、真っ赤な燃えるような目で私を凝視しながら言いました。
「琴! それでいい! それでいいんだ! 見ろ! 僕を!」
そう言って片手を私の手から外し、パンツを引き下げて勃起したぺ〇スを引っ張り出しました。そして自分でそれを激しく扱き始めたのです。
男の腰はさらに激しく私を打ち付けて、私のおま〇こは彼の抜き差しの度に、ブシャ!ブシャ!と卑猥な音と共に大量のお塩をまき散らし出し、ソファーも床もビショビショに濡らしています。
私は男の腰の動きから、彼が絶頂を迎える時が近い事を感じ、私も又、その時が近づいている事を感じて、より大きな声を上げました。
「あああ〜! あああ〜! おじさま! ごめんなさい! 私、行ってしまいそうです」
その時、おじさまが自分で扱くぺ〇スを見て、思わず叫んでしまいました。
「おじさま! 下さい! おじさまのぺ〇スを下さい! 私の口に下さい!」
おじさまはソファー越しに、慌てて今にも果てそうに膨れ上がったぺ〇スを、私の口にねじ込みました。そして、私の頭を掴み、激しく腰を振り始めました。
前からも後ろからも激しく腰を振られて、喉の一番深い場所とおま〇この一番奥の壁を突きまくられている私の頭に浮かんだ事は「豚だわ。毛をむしられ、丸裸にされ、肛門と口を鉄棒で貫かれて、炎に焼かれるただの肉の塊だわ」
そして遂にその時が来ました。男二人の絶頂はほぼ同時に訪れ、私はおま〇この中で痙攣するように何度も吐き出される精液を、ゴムの感触越しに感じ。
喉の奥に何度も流し込まれる、おじさまの甘い精液の味を味わいながら、気絶してしまったようです。
私は先日見た夢の中を漂っていました。後ろからも前からもおじさまを咥え込んだあの夢。幸せに包まれたあの夢の中に、今も自分が居るのだと思っていました。
しかし、私に意識が戻った時、私はソファーに横たわり、床に座ったおじさまが傍らで私の手を握っていました。そしてもうあの男の姿はそこに在りませんでした。
「琴。大丈夫?」
おじさまは私の髪の乱れを、優しく撫でながら整えてくれました。私はその手の動きにウットリと再び目を閉じたのですが、その時、今日がおじさまとの最後の日だと言う事を思い出してしまいました。その痛みが鼻孔の奥に集まり、私の目から一気に涙が溢れ出しました。
「琴。 もう遅い。 もうそろそろ今日は帰らなければ」
その言葉を聞いて。私の悲しみが怒りとなって一気に爆発してしまったのです
。
「今日は?って何ですか? もう二度と会わないんですよね? もう琴とは会いたくないんですよね? その為に、知らない男に私を抱かせたんですよね? 私を肉の塊にしたんですよね? おじさまはズルいです!」
私はおじさまの手を振り払って飛び起きると、バスルームに駆け込んで、片っ端から服を身に着けてリビングに戻り、置いてあったサコッシュを手に取りました。
その時私の目に移ったおじさまの姿は、頭を抱えて肩を揺すりながら声を上げて泣いていて、やけに小さく儚くて、私は思わずその肩を抱き締めたくなりました。
しかし私は大きく鼻水を啜って、その思いを鼻水と一緒に飲み込み、何も言う事無くおじさまの部屋を飛び出しました。
私の後ろで部屋のドアが、ガチャリと大きな音を立てて締まり、それは私を永遠に締め出そうとする決意の声に聞こえたのでした。
私は涙で何も見えない夜の道を、独り、歩いて家に帰りました。