本当のセックス-6
二人で身体の泡を丹念に洗い流した後、脱衣所に出ました。私はチラリと見たおじさまのペ〇スが、すっかり硬さを失い、ダラリとぶら下がっているのを見て、妙な愛着を感じたのでした。
「可愛い。立ったり、垂れ下がったり、忙しそう」
おじさまは棚からバスタオルを出して、私の身体に優しく押し当て、水滴を一粒ずつ拭うかのような動きで、私を拭いてくれた後、別の新しいタオルを取り出して、私に渡して言いました。
「これを巻いて、先に戻って、お水でも飲んでて」
「はい」私はそう答えて、バスタオルを巻いて胸の上でキュッと織り込み、リビングに向かいました。
リビングのソファーでお水を飲んでいると、おじさまは少し遅れて来て、私の隣に腰を下ろしました。
「そのお水、少し貰っていい?」
私が飲んでいたグラスを渡すと、おじさまはグビグビと音を立ててお水を飲み干しました、その時おじさまの喉仏が上下するのを見て、とても艶めかしく感じ、私も思わずゴクリと音を立てて、唾を飲み込んでしまいました。
「どう? 落ち着いた?」
私は「はい」と答えながら「おじさまがそんな事を聞くから、又緊張してきてしまったわ」と少し恨めしい気持ちに成りました。
おじさまはそんな私の表情に気付いたのか
「そうだ。少しマッサージしてあげよう。僕はこう見えても上手いんだよ」
そう言うなり、私の首筋に両手を当てて、暫く動かずに手の平の温度を伝えた後、静かに首筋を揉み解してくれました。そして、首筋から肩、上腕へ降りて行き、上腕の付け根肩の前の窪みで、少し力を加えて、グリグリと指をねじ込みました。
「ううん」私の口から思わず声が漏れてしまったので、おじさまは
「痛い?」と聞いてくれました。
「いいえ。気持ち良いです」
「うん。結構疲れているね? そうか、今日も仕事終わりだもんね? 今日はバイト何時間入ってたの?」
「はい。八時間です」
「そりゃあ 疲れるよ。 足も張ってるんじゃない? よし、ベッドへ行こう。足も揉んであげるよ」
「あっ。でも大丈夫ですよ。おじさまにそんな事、申し訳ないです」
「気にしない。僕は琴の身体に触れていられるだけで幸せなんだから。さあ行こう」
そう言って、ベッドに連れていかれました。
「さあ。うつ伏せで横になって。タオルは上から掛けてあげるから、取っちゃおうか?」
私は恥ずかしいので、うつ伏せに横になってから、モゾモゾとタオルを取っておじさまに渡しました。
おじさまは私の肩口から、膝の辺りまでをバスタオルで覆ってくれました。そして私の横に膝立ちになり、私の脹脛に手を当てて静かに摩りながら、徐々に力を加えて優しい力で揉み始めました。私は気持ち良さにウットリと目を閉じました。
しかし、おじさまの手がドンドン上に上がって来て、膝を超えて腿の辺りに来た時、気持ち良さとドキドキが絡まりあって、その時が待ち遠しい様な恥ずかしい気持ちに成りました。
もう少しで私の鼠径部におじさまの手が差し掛かるかと思った時、その手はお尻の肉を暫く揉んで、背中に上がって来ました。背中を優しく静かに撫でて、微かに指先に力を加えて肩甲骨の下の窪みを解してくれました。
「どう? 力加減」
「はい。とっても気持ち良いです。でも、もう大丈夫ですから、ありがとうございました」
「うん。でも、もう少し。じゃあ上向きになって。大丈夫。タオル掛けるから」
「はい。でも、 」
おじさまは私が向き直りやすいように、バスタオルを私を隠す様に掲げてくれました。私は慌てて向き直り、おじさまの手に在ったタオルを引き寄せました。おじさまは背中と同じ様に、胸の上から腿までをタオルで覆い、それを整えてくれました。
そっとお腹の上に置いたおじさまの手のぬくもりが、ジワジワと全身に広がって行く様でした。その後その手はお腹と足の付け根辺りの筋を暫く解し、胸を飛び越えて肩の下、胸の上のバスタオルからはみ出した筋肉を、五本の指を食い込ませるように揉み解してくれました。
又私はウットリと目を閉じて、おじさまの優しさを感じていました。ハッと気付くと、私の胸を覆っていたタオルがずれて、片側の胸が露わになっていました。
その事に気付いた私が、慌ててタオルを引き寄せようとした時、おじさまの手が私の手首を掴み、それを拒みました。
私がおじさまを見ると、おじさまが熱い眼差しで私を見つめながらゆっくり首を横に振りました。その時私は、全てをおじさまに委ねる決心をしたのです。