本当のセックス-4
「やっぱり恥ずかしいです。暗くして下さい」
実は私は自分の乳房にコンプレックスがあったのです。須藤君との時には、その恥ずかしさに負けないように、自分から勢いをつけて晒してしまったので、さほど恥ずかしさを感じる事は在りませんでしたが、今からおじさまの手が私の服を一枚ずつ脱がして行くのだと思うと、ゆっくりと露わにされる自分の大きな乳房が、とても卑猥な物に見える気がして仕方ありませんでした。
私の大きな胸を覆うには、Gカップのブラジャーが必要でしたが、私が恥ずかしいと感じていたのは、その大きさだけでは無く、乳房の形だったのです。
乳輪が人より大きく、五百円玉より一回り大きく感じていました。そしてその薄いピンクベージュの乳輪は、乳房から幾分膨れ上がるように浮き上がっていて、その上に大豆ほどの、濃いピンクベージュの乳首が埋没していたのです。そしてその乳首は、微かな刺激で勃起し、始終埋没と露出を繰り返していたのです。
「うん。暗くしようね。もう少ししたら暗くしよう」又、あのずるい答えです。
その日私はベージュのテロテロとした素材のノースリーブのブラウスに白いショートパンツを着て、白いソックスを履いていました。
おじさまは私の後ろに立ったまま、鏡の中の私を見ながら、ブラウスボタンを上から一つずつ外し始めました。ボタンを一つ外すたびに、おじさまの手が微かに私の肌に触れ、その度に私は微かに震えました。
おじさまは、一番下のボタンを外し終えると、袖を腕から抜き取り、下に置かれた脱衣かごの中にそれを落としました。鏡の中にはベージュのブラ一枚になって、恥ずかしさに乱れる呼吸で、胸を隆起させる私が立っていました。
私は恥ずかしさに顔を伏せてしまったのですが、おじさまの二本の指が顎先を挟み、顔の向きを元の位置に戻し、無言で、それを見続ける様に仕向けたのです。
その後もおじさまは無言で、ショートパンツのボタンを外し、ファスナーを下ろしました。ピタリとしたパンツが大きなお尻のひっかり、抜き取る時にパンティも一緒に脱げそうになり、私は冷や冷やとしながら、自分の手でパンティを抑えました。
おじさまのパンティの脱がせ方が、私にはとてもいやらしく感じました。いきなりそっとパンティの前に手を差し入れ、はっとする私の反応を見ると、手の進めをを止めて、手の甲で少し下にずらし、手を抜き取り、今度はお尻の方に両手を突っ込み、お尻の肉を少し掴んで。手の甲でしたにずらし、次は両脇を同じようにして、何度かパンティの中に手を突っ込みながら少しづつ、ずらして行くのです。
そして遂にパンティにかかるテンションが無くなり、それはスルリと下に落ちる筈でした。しかし、クロッチの部分が私のエッチなお汁で張り付いて、左右だけがぶら下がる格好になったのです。私は慌ててそれを剥がし、下に落としました。
濡れたパンティをおじさまに気付かれないように、私は慌ててそれを拾い上げて、丸めて脱衣かごに入れました。「もしかしたら。気付かれたかしら?」と思うと、私は顔を上げられませんでした。
しかし、私の背後でおじさまのバスタオルが落ちる気配がしました。私のお尻に、おじさまのペ〇スがピタピタと当たり、おじさまが私の乳房の下に手を回して、私を後ろから抱き締めると、それが私の肩側のお尻に強く押し当てられたのです。私は裸の二人を見たくなりそっと鏡を見ました。すると、おじさまが私の肩に顎を乗せるようにして囁きました。
「ほら、見てごらん。なんて美しくていやらしい身体なんだ。僕が今まで見て来た裸体の中でもとびぬけた美しさだ。陰毛の生え方も素晴らしい。量も濃さも、毛の流れも綺麗だね」
私はそれまで乳房の厭らしさばかり気にしていて、下の毛の事は意識の外にあったのですが、おじさまの一言で、それがとても恥ずかしい物に見えてきて、思わずクルリと身体を回して、おじさまにしがみ付きながら言いました。
「嫌です。そんな事言わないで下さい」
そう言いながらも、意識はお腹に当たるおじさまの益々硬さを増したペ〇スに向いてしまうのでした。
「ごめん。ごめん。でも今度は、エロ過ぎる大きなお尻が丸見えに成っちゃったよ。暗くした方が良いよね?」
「もう! 遅いです!」
私はおじさまの手を振り切って、バスルームに逃げ込みました。
しかし、ピカピカした真っ黒なタイル張りの壁は、私の裸をしっかりと映していたのです。
後に続いては入ってきたおじさまは、シャワーの温度を自分の手に当てて確かめた後、私の後ろに立ち、肩から背中に向けてゆっくり流してくれました。
「僕は温度高めが好きだから、大丈夫? 熱くない?」
「はい。大丈夫です。でも、後は自分で」
私は答えながらも、お尻の上に当たるペ〇スが気になって仕方が有りませんでした。
「いや。これからセックスする二人が一緒にシャワーに入ったら、お互いを洗い合うんだよ」
私は頷くしかありませんでした。