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ボクとK子ちゃんとお母さんの物語
【その他 官能小説】

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それから-2

 ボクが身体を離そうとするとお母さんが押しとどめます。

 「わたしが先生のアパートのお部屋にお邪魔して、そういうふうになった頃から…」
 「ええっ…それじゃあ、はじめっからずっと…なんですか…」
 「K子は…先生が家に来られたとき、わたしに『お母さん、カレシにしてしまったらいいんじゃないの?』って…」
 「お父さんがいらっしゃるのに…?」
 「『お父さんがいらっしゃる』のに…あのとき先生ったら…」
 「すみません…」
 「冗談ですよ…。K子はね…祝福してくれたんですよ…。先生とそういうふうになったとき…」
 「祝福…?。でも、どうして…」

 その疑問にはお母さんは答えてくれません。

 「あの子、結構、早熟なんですよ」
 「お母さんに…似て…ですか?」
 「あら、いやだわ…」
 「お母さん、前に『高校に入る前にはもう経験していた』って」
 「そんなこと申しましたっけ? 恥ずかしいわ」
 「でも、K子ちゃん…ボクとお母さんのことを知っているなんて、そんなこと一度も言わなかった…」
 「K子が『わたしは知らないことにしておいて。先生も家に来づらくなっちゃったらお母さんも困るでしょ。わたしも知らないふりしてるから』って。K子は、なんていうのかしら…女の機微がわかる子なんです」
 「『女の機微』…そう言えば『最近、お母さん、イキイキしてる』って言ってたことが…」
 「ええ…わたしが潤っていってることがわかったのでしょうね…。女として…。その頃だったわ…。『先生と結婚したい』って言い始めたのは」
 「どうしてでしょうね…」

 K子ちゃんがボクにバージンをくれたのは、お母さんの妊娠がわかった頃でした。

 「お母さんが…ボクとセックスして…妊娠したからですか?」
 「あら…そんなこと、わたし…先生とセックスして妊娠したのだったかしら?…初耳です」

 お母さんが笑っています。

 「あ…すみません。そうでしたね…」
 「K子も女として何かを感じたのでしょうね。女としての悦びを与えてくれる男は先生なんじゃないか…って。わたしと主人とのこともずっと見てきていますから…」
 「女としての悦びですか…」

 ボクはずっと、お母さんが引いたレールの上を走っているような気がしていて…K子ちゃんいい材料のような扱いだと思っていました。お母さんを動かしていたのはK子ちゃんの方だったとは…。

 「先生、驚かれました?」
 「ええ…」

 お母さんはそんなボクの高ぶりを感じ取ったのでしょうか。さらに驚くようなことを告白しました。

 「わたしが先生のお部屋から持ち帰っていた下着…ずっとK子のお気に入りだったんですよ」
 「ええっ…それって…」
 「それって…って、そういうこと」
 「だって、それって…K子ちゃんはまだ高校一年生の頃じゃ…」
 「そうでしたわね」

 お母さんがボクの部屋でエロ本を見ながらオナニーして愛液でぐっしょり濡らしたパンティ。そしてボクが竿をくるんで精液をぶちまけたパンティ。そのパンティをおかずにしてオナニーするK子ちゃん…。

 「ボクが汚したパンティのことをお母さんに訊いたとき、お母さんは(ぱっと洗って乾かすだけですけど…)って言ってましたよね…」
 「ええ。覚えていますよ。わたし、ウソは言っていないつもりだったのですけど…」

 お母さんが笑っています。

 「どういうことですか…ボクは洗って乾かすだけなんてウソだと思ってはいましたけど…それは、その…お母さんがオナニーのオカズになさってるとばかり思っていたのですが…」
 「だって本当に洗って乾かしているのですもの…。わたしとK子が愉しんだ後ですけど。好きなんです。先生の匂い。わたしもあの子も…」
 「K子ちゃんはが…あの頃からずっと…」

 (全部言わないで…)というように、お母さんがキスしてきます。

 ボクはお母さんと舌を絡め合いながら、K子ちゃんがしていた自慰を妄想します。ボクが勝手に想像していた少女のそこはかとない「おなにい」などではなく、自分の母親の愛液とその間男の精液がたっぷり染み込んだ下着をオカズにしたオナニー…。変態オナニー…。

 「先生ったら…すごく興奮なさってる…」
 「それはそうです…K子ちゃんがそんなこと…全然知らなかった…」
 「ご存じなくてよかったんですよ…目の前で勉強してる子がそんなことをしてるってわかったら先生もお困りになったでしょう?…」

 それは確かに、お母さんの言う通りですが…。

 翌日、K子ちゃんがアパートに来ました。昨日のことはお母さんから聞いていたのでしょう。

 「先生、ちっとも気が付かなかったんだね」
 「人が悪いよ…K子ちゃん」
 「人が悪いのは先生も一緒でしょ…人のお母さんのこと押し倒しておいて…まんて。…なんて、もう昔のことだけど」
 「ごめん…」
 「冗談よ…先生。別に黙ってたりとか隠したりとかしてるつもりもなかったんだけどな…」

 キスしてきたK子ちゃんとしばらく舌を絡め合います。

 「K子ちゃん…ボクとキスしたり、セックスしたりして…平気だったの? お母さんとボクのことずっと知ってて…」
 「わたしね…お母さんのこと大好きなの。だから、初めて先生とセックスしたときうれしかった。先生のお〇んちんがわたしの中に入って来て…(これがいつもお母さんの中に入って…お母さんをあんなにイキイキとさせてるんだ…)って。痛かったけど…すごく気持ちよかった」
 「そうだったんだ…」
 「キスしてるときも一緒。(お母さんと同じようにいっぱい舌を動かしたり絡めたりしてくれてるんだな…)って。もう…そんなことより、先生、就職の方はどうなったの?」
 「ああ…さっきも不採用の通知が来たよ」


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