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ボクとK子ちゃんとお母さんの物語
【その他 官能小説】

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お母さんを-1

 一週間くらい経った日曜日。万年床の中で、そろそろ遅い昼飯でも食べに行こうかと思いながら、いつものように枕元のエロ本をめくっていました。滅多に鳴ったことのない呼び出しのブザーが鳴りました。どうせ宗教の勧誘のオバアサンか誰かでしょう。ドアを薄く開けると、立っていたのはK子ちゃんのお母さんでした。

 「あ、どうも…。何か忘れ物でもしてましたか?」
 
 未練を残してもいたお母さんがボクのアパートにやって来て目の前に立っています。思いがけないことにボクは、まともな挨拶も忘れて間抜けなことを言ってしまいました。

 「中に入れていただいてもよろしいですか?」

 慌ててドアの内側にお母さんを招き入れます。お母さんは菓子でも入っていそうな把手のついた紙袋と小さな花束を提げていましたボクの靴やらサンダルやらが乱雑に転がる部屋への上り口に立っているお母さん。『掃きだめの鶴』という言葉を思い出しました。。

 「すみません、日曜日なのに突然おじゃまいたしまして。先日はお礼状までいただいてありがとうございました。かえってお気を遣わせてしまってすみません。ご住所も書いていただいてありがとうございます。近くまで来る用事もあったものですから寄らせていただきました。これ、つまらないものですけど、よかったら」

 お母さんは暗記でもしてきたかのような口上を一気に述べたてました。頬も上気させているように見えます。両手で提げてきた紙袋を差し出してきたので、高校時代のバレンタインデーに手作りと思しきチョコを差し出してきた後輩の女の子が思い出されました。
 
 「こちらこそ、先日は過分なボーナスまで頂戴して、今日はまたお土産まで…」

 小さな花束まで携えてそんな恋の告白をしに来たような風情のお母さんに、これでお引き取り願うのも芸がないというものでしょう。

 「どうしましょう…上がって頂くにも散らかしたままで…」

 言葉を切って探りを入れてみます。お母さんは何も言わないで立っています。

 「とにかく、ちょっと片付けますからしばらく…」
 「いえ、突然お邪魔したのはこちらですから…」

 (突然お邪魔したのだから散らかっていても構わないということか…?)

 取ってつけたようなボクの探りではお母さんの本心はわかりませんでしたが、そのままではお母さんは帰ってしまうかもしれません。

 「とりあえずどうぞ…」

 ボクは開いたままのドアを閉めて、お母さんに部屋に入るように促しました。それでもお母さんは動きません。ボクは思案して心を決めました。

 お母さんの手を掴んで部屋の中に引きずり込みます。その弾みで紙袋が投げ出されましたが、ショートケーキなどではなさそうなので構わないでしょう。

 「あの…靴…」

 土足のまま引き込まれるお母さん。悲鳴を上げる訳でもなく、慌てて靴を脱ごうとしています。変に間合いができるよりは…と構わず床に押し倒してしまいます。

 今度こそお母さんは悲鳴を上げるかと思いましたが、お母さんは逃れようとする素振りも見せません。ボクはお母さんにのしかかり、いつか見た成人映画のシーンを真似て掌で口元を塞ぎます。気持ちはもはや強姦魔です。紙袋と一緒に投げ出された花束に気分が昂ります。

 お母さんは力が抜けたように手足を投げ出しています。もう身を任せたということなのでしょうか…。スプリングコートのベルトを外すとピンクの薄手のセーターに包まれた上半身が現れました。

 映画ならここで乳房を揉むところですが、お母さんが映画の女優さんのようにすぐに快感に身悶えするとは思えません。ますは服を脱がしてしまおうと思いました。ボクは迷いを振り払うようにまずはお母さんの身体中をまさぐります。お母さんはじっとしています。ボクはお母さんの衣類を脱がしにかかります。

 スカートを下ろそうとしましたが腰骨のあたりに引っかかります。腰のホックを見つけて外すと後はむしり取るように引きずり下ろしました。白いパンティとすらりとした白い太腿が露わになってボクは息を呑みます。

 パンティの前面には小さなリボンがあしらってありました。セーターを首の下までたくし上げるとブラジャーも白。お母さんは観念したかのように、服を脱がせているボクを止めようとするでもなく、ただ両手で顔を覆っていました。

 いつまでも強姦まがいに事を進めるのも骨が折れると思い、ボクはお母さんの気持ちを訊いてみます。パンティのリボンに目を遣りながら。

 「お菓子もありがたくいただきますが、今日のお土産は…お母さんご自身…なんですよね?」

 随分と思い上がったような言い方になってしまいました。お母さんは顔を覆ったまま何も言いません。やっぱり余計なこと訊いたかと思いましたが否定された訳でもありません。お母さんにとっては突然のことで予想外のことでしょうが、さりとて不本意でもないような…。

 (よし…これは和姦だ)

 プレゼントの包装紙を破くような気分でリボンのついたパンティに指をかけます。膝の下まで一気に引き摺り下ろします。

 (もしかして…お母さん、今、お尻を浮かせてくれました?)

 パンティから足を抜かせようとしますが靴に引っかかります。靴も脱がそうと思いましたが、手間取りそうなのでそのままにしました。綺麗に磨かれて光沢を放つハイヒール。どうにか足の片方だけパンティから抜かせます。お母さんは下腹部を剥き出しにされてしまいましたが、隠そうとする様子でもありません。

 「あの…や…」

 お母さんが何かを言いかけてやめます。

 (「やるなら早くやって…」?、「やさしくして…」?、「やっぱり止めて…」?…)


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