愛撫されて-5
ニット越しに少女の小さな乳房を揉んだ。レイは最初抵抗を見せたが、「気持ちよくしたいんだ」という言葉に誠意を感じたのか、眼を瞑って呼吸し、されるがままになった。
「レイちゃん。おっぱいじかに愛したい。ニット脱ごうよ」
「でも……」
「だいじょうぶだ。愛している」
「痛くしないで」
渡部は頷く。
レイは上半身を起こして、ニットセーターを脱いだ。ミニ丈の純白キャミソールを着ていた。肩紐の下方には銀色のリボンが付いていた。少女に似合う下着だ。
肌はきめ細かい。少女のうぶさが匂ってくる。
「レイちゃん、肌きれいだ」
「言わないで。恥ずかしいから」伏し目になる。
キャミソール越しに手のひらで乳房の感触を確かめながら、頬にキスして吸う。
ぁぁ、と唇から吐息がこぼれた。
「この、このおっぱいはレイちゃんの象徴だよ」
「象徴?」
「うん」
渡部はレイの小さな乳房(右)を手のひらに包んで揉みしだく。そして、左の乳房も揉みしだく。少女の呼吸はすこし荒くなってきた。
「紀夫さんは気持ちいいの?」
「うん。レイちゃんの宝物のひとつを確かめることは、気持ちいい」
人差し指で少女の乳首を探り当て、親指と中指で摘まんでひねる。人差し指は乳首の根っこをくすぐる。
「ぁっ、あぅ……」
「レイちゃん、痛い? 痛くないでしょう?」
「痛くない。変な感じ」レイは切なげな声を出す。
左の乳首を探り当てた。乳首をキュッキュッとひねりながら、耳朶、耳の中、耳下腺あたりを舌で丁寧に愛撫する。
「ぅぅ、くすぐったい」
「くすぐったさは、気持ちよさに結びつくかも」
「経験したことなかった。初めて。なんか……ぅぅ……」
「うん?」
きゅっと合わせていたレイの脚はひらいていっている。
「レイちゃん。おっぱい、自分で愛撫したことあるの?」
少女は首を微かに振る。
「あのね、お風呂でシャワーを当てているとき、感じたことはあるの」
三原レイちゃんは経常的にオナニーしているわけではないんだ。渡部はほくそ笑む。
「レイちゃんのおっぱいは宝物だよ。じかに愛撫したい」
ここ、大事に愛撫したい、と言って、少女のちいさな乳房を手のひらに包んだ。
心地よさは少女レイの下半身にも伝わっていた。お風呂でボディシャンプーを指に取って、きれいに洗う、朱い秘裂とかクリトリスがするどい感覚をよぎらせはじめたのだ。
つづく