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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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チャーハン作り-1

午後3時過ぎ
句美子と詩織はそれぞれ自宅に戻り支度をすると
母親と一緒に橘家に向かう
小百合は真治がすでに橘家に
預けられているので一人で支度をして橘家に向かう
それぞれが橘家にやってくると
優美が玄関で待っていて出迎えをして
全員が居間に揃うと
優花と真治がテレビを見るのをやめて

「おねえちゃん おかえりなさい」
「ただいま 真治」

小百合はしゃがんで真治の頭を撫でる
句美子と詩織はそれぞれ
母親からおさむの様子は聞かされていたが
小百合はまだ聞いてないので

「おばさん おさむくんは?」
「うん 思ってたよりは元気だったから安心して」

優美がそう答えるとホッとした表情になる小百合

「さて 優花 真治くんのことお願いね」
「はーい しんちゃん おねえちゃんたち
 ちゃーはんつくるみたいだからまってよう」
「うん」

優花は真治とテレビの前に座りアニメを
ふたたび再生するのをみてから
他のメンバーは台所に向かいエプロンを着けて
手を洗ってから優美をみる

「チャーハン…と言うことで
 動画をチェックしつつ…具材を選びました
 豚バラ肉 長ネギ ショウガ 卵 調味料類と言った感じです」

優美が言い終わると句美子は
動画サイトを携帯で表示させて見えるところに携帯をおく

「句美子 ほんと 携帯使いこなしてるよね」
「そうかな?」

母親の指摘に照れる句美子

「それで 詩織ちゃんと砂織さん さゆりちゃんとくみこちゃんで
 作ってくれる?」
「「「「はい」」」」
「お母さんと半分ずつ切る?」
「そうね わたしも料理得意じゃないから」

詩織と砂織はお互いに言葉を交わしたあと
ショウガ 豚バラ肉 長ネギを手元に置く

「しおりちゃん 包丁でするの?」

優美が確認すると

「はい」

詩織と砂織に包丁をわたす

「まずはそれぞれみじん切り」

動画を確認しつつ
詩織と砂織はみじん切りをしていく

「切り方とか教えるのも
 動画を見せた方がはやいというのは
 時代の変化だよね 優美さん」

ちひろは優美に話しかける

「そうですね こんな風に携帯を使いこなす
 くみこちゃんがいるからというのもあると思います」
「ほんと自分の娘なのに…すごいと思っちゃいます」

詩織と砂織がみじん切りをし終えて
材料をそれぞれ容器にいれると

「しおりちゃん 包丁」
「おばさん 包丁お借りします」

句美子と小百合は二人から包丁を受け取り
てきぱきとそれぞれみじん切りしていく
それをみた詩織と砂織は

「さすがだよね くみこちゃん」
「そうだね そしてさゆりちゃんもこなしているよね」
「うん 1ヶ月ちょっとなのに」
「さゆりちゃんも料理はじめてそれくらいしか?」
「うん だからわたしもがんばる」
「そうだったのね」

二人がみじん切りを終えて容器に入れていったあと
二人は後ろに下がり

「詩織ちゃん達からがいい?」
「え? おかあさん どうする?」
「うん 先にしちゃいましょ」

砂織の返事を受けて
優美は次の工程にうながすと
句美子が携帯で炒めるシーンを表示させる
まずは砂織が
卵をふたつ入れ物にわってといてから
火をつけてフライパンに油をひいて
豚バラ肉を炒める
肉がちゃんと火が通ったのをみたあと
炒めた肉をフライパンの上の方に寄せておき
傾けて残った油でショウガを炒めていき
そのあと溶き卵を入れてかき混ぜていき
そしてご飯を入れていき
上からご飯を押しつけるようにしつつ
卵と豚肉も混ぜて炒め始める
動画を参考にしつつ
炒め具合を見てからねぎを入れて
塩・こしょうを入れて味を調えて
最後にお酒を入れていく

「ふぅ…動画をみてしていたから
 わかりやすかったけど
 携帯だと画面が小さくて
 詩織がパソコン欲しいと言うのも納得しそう」
「おかあさん それ 言わなくてもいいこと」
「あ うん くみこちゃんごめんなさいね」
「ううん さて つぎ しおりちゃんね」
「うん いまのようにすればいいんだよね」
「うん」

詩織も母親がやっていたのと
動画も見つつチャーハンを作っていく
若干もたつきがあり
ちょっと焦げちゃった感はあるものも完成

「ちょっと焦げちゃった」
「大丈夫だよ 焦げてる部分もアクセントだから」

句美子はフォローすると

「くみこちゃん ありがと」

二人が終わると
句美子と小百合も取りかかり
詩織達と違うところは
最後の味付けにカレーパウダーを追加して使ったこと

「カレーチャーハンだね」

詩織が言う

「「うん」」


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