投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

生贄の人妻の最初へ 生贄の人妻 130 生贄の人妻 132 生贄の人妻の最後へ

報告に そして契約の為-8

頭の上の人の気配に気が付き 目を閉じたまま 
耳を澄ませていると

「 寝ているな 」
森の声が聞こえ 

「 こっちへ 」

布の擦る音が聞こえて 拓哉は 目を開け
抱き合う二人を 眺めていた 森に完膚無く
叩きのめされた 心は 睦会う二人を
放心した目で 見る事しか出来なかった

大きな体に足を開いて跨り
膣の中に 森の顔が沈み
麻衣の小さな口の中を 大きな物が
出入りするのを 見つめ続け
麻衣が振り返り 体を前に動かして
膣に肉棒を当てがい 足に手を当て 
腰を上下させる姿を TVの中のAVを
興味なさそうに 見つめるように
壊れた心で 見つめ 麻衣の嬌声を
何処か遠くで聞きながら 深い闇の中へと
入って行った

夜明け前の光が 部屋の中を浮き上がらせ
重い頭を振り起き上がった拓哉は
森に縋り付くように眠る麻衣を
悲しみを浮かべた目で 見つめ
起こさないように 起き上がり
外の露天風呂に 身を沈めて
明けて行く 山の緑を見つめ続け
日の光が 緑を色濃くさせ 青い空が
視界に広がるのを 涙を浮かべた
ぼやけた視界の中で 見ていた

壊れた心が 拓哉に囁いてくる


・・・ 麻衣と お別れだね ・・・

・・・ 麻衣を 部長に取られたね ・・・

・・・ 心も 身体も 部長に取られたね ・・・

・・・ 麻衣を 解放してあげよう ・・・

・・・ 部長に 身も心も行ってしまったのだから・・・

・・・お別れだ・・・
・・・お別れだ・・・
・・・お別れだ・・・ 

山の木々が 朝の光の中 緑を色濃くさせるのを
ぼやけた目で見て 頭の中の言葉がグルグルと
リフレインを繰り返す

パンドラの箱の 最後に出て来た 希望の様に
一つの言葉が 浮かび上がって来た

・・・麻衣を 愛している・・・・


マンションへ戻り ソファーに座る拓哉の前で 絨毯の上に
麻衣は俯いて座り 無言の時間が 流れ続けていた

森の車で 帰る車の中で 全裸の体を 大柄な森の体が
覆い被さり 舌を唇を体に這わせ 麻衣の呻きを
喘ぎを 嬌声を引き出して 静かに走る車の中
拓哉は壊れた心で聞き 時折ミラーに目を送り
白い肌が 身悶える姿を TVの画面の中を見るように見て
運転に集中していた 



生贄の人妻の最初へ 生贄の人妻 130 生贄の人妻 132 生贄の人妻の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前