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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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おさむの様子 2-1

朝9時過ぎ
優美は優花を幼稚園に連れて行って
家に戻ってくると句美子の母親から電話が届く

「もしもし 橘です」
「あ 優美さん 句美子から聞いたのですが
 おさむさんのこと」
「はい わたしも優依から聞き及んでいて
 気になっているので顔を見に行こうと」
「もし、おじゃまでなかったらわたしも
 ご一緒させてもらえませんでしょうか」
「はい 買いものにいく訳なので
 買いものの前に…」
「ありがとうございます 今から向かいます」

優美が電話を切ると同時に電話の呼び出し音が鳴る

「はい 橘です」
「もしもし 石見です」
「あ 砂織さん 砂織さんもおさむくん絡みですか?」
「あ はい もしかして くみこちゃん…草摩さんの奥さんも?」
「えぇ 今から向かうことになってます」
「まだ間に合いますか?」
「はい 草摩さんも石見さんも距離的に近いですし待ってます」
「ありがとうございます 急いで向かいます
 それから午後もわたしも料理教室にご一緒させて貰っても?」
「はい それも問題ないです しおりちゃんが作る予定です」
「はい ありがとうございます それでは すぐ向かいます」

優美は出かける準備をして
外に出て玄関の鍵をかけてから
車の前で待っていると
句美子の母親…ちひろと
詩織の母親…砂織がやってくる

「草摩さん 石見さん」
「橘さん 急なことで…」

少し申し訳なさそうに砂織が言うと

「大丈夫ですから 頭をお上げ下さい
 草摩さんの奥さんも今日もよろしくお願いします」
「はい こちらこそよろしくお願いします」
「二人とも車に…」
「「はい」」

3人が車に乗ると優美は車を発進させ
久保田家に向かい十数分後
久保田家に到着すると3人はチャイムを鳴らす
すると恵美子が玄関にやってきて

「はーい」

玄関の扉を開けると

「優美さん 砂織さん それから…そちらは」
「あ はじめまして 草摩ちひろです
 いつも娘がお世話になっております」
「くみこちゃんのお母さんでしたか
 くみこちゃんにはいつもお世話になっております」

恵美子が深々と頭をさげていうと
ちひろも

「いえいえ こちらこそ…」

お互いに頭を下げて言い合うのだった
ここでこのやりとりするのはらちがあかないなと思った
優美は

「それで おさむくんの様子は?」

恵美子に尋ねると

「あ…それでは中に入って下さい」

恵美子は3人を居間に招いて
お茶を用意しつつ向かい合いながら会話をはじめる

「あの子…昨日の夜なにかあったみたいで
 朝もまったく食べてなくて薬だけ飲ませただけでした」
「そうですか…優依の指摘していた通りでしたか」

優美の呟きに
砂織もちひろもちょっと驚いて

「ゆいちゃん 食べないこと予想していたの?」
「ゆいちゃんってすごい子…」
「あ 優依だけじゃないと思いますよ
 くみこちゃんもおそらくは食べてないことは予想はしていたと思います」
「句美子もですか? あの子 そこまで話してなかったから」
「ゆいちゃんとくみこちゃんが朝いたら
 食べさせていたでしょうけど
 わたしだとぜんぜん食べなくて はぁ…」
「恵美子さん 台所借りても?」

優美は恵美子に台所を借りようと頼むと

「はい なにか作るんです?」
「一応 野菜ジュースは持ってきてますが
 フレンチトースト作ろうと思います」
「優美さん わたしたちもみていても?」

ちひろが優美に言うと

「はい 恵美子さん パン粉はあります?」
「はい いま 取り出します」

恵美子は台所の戸棚からパン粉をとりだして
優美にわたすと

「ありがとうございます」
「えっと 食パンじゃなくてパン粉?」
「パン粉?」

ちひろも砂織も頭にはてなマークを浮かばせながら聞く

「パン粉で作るフレンチトースト…簡単に作れますし
 便利ですよ」

優美がそう言いながら作業を進めていき

「恵美子さん おさむくん 連れてきて貰えます?」
「あ はい」

恵美子はおさむを呼びに行き
優美はフレンチトーストを作りをすすめる

「パン粉だとしみこませる時間が短縮出来るのね」
「こういうのもあるんですね
 わたしなんて料理自体が苦手で」

砂織は苦手なことを口にしてしまう

「優依やくみこちゃんが動画サイトで覚えたレシピで
 昨日 わたしも初めて知りました」
「句美子…確かに色々 動画みてますね
 あの子 料理好きになってるみたいで…」
「詩織も二人に影響されてるのかなぁ」
「しおりちゃんもそうですね」

会話をしつつフレンチトーストを作り終えようとしていると
おさむは恵美子に連れられて居間にやってくると
テーブルの前に座って待っていた
3人はフレンチトーストを作り終えて台所から居間に戻ってくると
おさむをみるなりちひろは

「はじめまして 句美子の母です」

あ はじめまして
くみこちゃんにはいつもおせわになっております

隣で優美がおさむが書いたことを代読していく

「優美さん 書いてること読めるんですね」

ちひろは優美にそういう

「慣れましたから…」
「おさむさん 句美子におせわになってるって…あの子」

おかあさんしてくれてます


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