投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

忘れさせてあげるの最初へ 忘れさせてあげる 623 忘れさせてあげる 625 忘れさせてあげるの最後へ

おさむの様子 2-3

恵美子は食べ終えた食器を洗いに台所にむかう
優美達はおさむをつれて
おさむの部屋に向かうと

「歩くことは出来るんですね」

ちひろはなにからなにまで
はじめてだったらしくて呟いてしまうのだった
おさむの部屋に入り
おさむはパソコンの前に座ると
メモ帳を立ち上げる

「ゆみちゃん くみこちゃんのお母さん しおりちゃんのお母さん
 心配ありがとう」
「「「うん」」」
「思ったよりは元気みたいでよかった」
「顔色もそんなに悪くないようだし」
「なにがあったかは聞かないんですね?」
「あ うん 句美子が言いにくかったみたいだし」
「詩織も同様に教えてくれませんし」
「言えないのでごめんなさい」
「「いえいえ」」
「それで おさむさんの部屋とか見ると
 パソコンもあるしポスターとかもそうだけど
 わたしの旦那とは違うなぁって」
「ひいたりしません?」
「あ ポスターとかですか? こういうの好きなんだなって思うだけですね」
「くみこちゃんにはほんとにいつもおせわになってて」
「びっくりでした あの子が母親みたいなことしてるなんて」
「歳の差あるのに…おかしいですよね」
「それは まぁ でも、あの子はおさむさんがきっかけで
 いろんなことするようになったわけだから
 とやかく言わないです わたしは」
「ありがとうございます」
「おさむさん ちょっといいです?」

ちひろとの会話が一段落したのをみて
砂織がおさむに話しかける

「はい?」
「おさむさんのパソコンって自作PCですよね?」
「自作というかパーツを指定して店で作って貰ったから
 自作と言えるかどうかは」
「なるほど」
「砂織さん パソコンに詳しいんです?」

優美が聞いてくると

「わたしの旦那が好きで…詩織に今度1台作る予定で」
「あ…しおりちゃんもパソコンほしがったんですね」
「えぇ…」
「わたしの旦那は機械音痴で句美子が欲しいって言ってきたとき
 無理でして携帯電話与えたんです」
「パソコンに詳しくない人だとそうなっちゃいますね」

優美が肯定する

「しおりちゃん 携帯だけだと動画見にくいからなのかな」

おさむがそう書くと
優美は

「優依も動画とかはパソコンで見てること多いね」
「句美子はそういう点だと携帯をフル活用しているみたいだね」
「料理しているときに携帯をおいて
 動画でレシピみながら…ですね」
「えぇ…あの子 わたしよりいろんな料理作れそうで…」

おさむは砂織に
ふと気になったのできいてみた

「それで本体だけでだいたいいくらのを?」
「旦那が言うには9万ぐらいみたい」
「Windows込みで9万…となると
 グラフィックスカードなしで組むのかなぁ」

おさむがそんなことを書いてると

「詳しいことはわからないけど
 5600Gというのを昨日みたような」
「なるほど 納得です
 自作というとしおりちゃんの好みにあわせた
 ケースを選んだんです?」
「あ はいはい ケースはそうですね
 詩織が水色のケースがいいって言ったみたいで
 検索してきめたみたい」
「そう言うのが出来るのが自作の醍醐味です」
「おさむくん 生き生きしてきたね」
「えぇ 好きな話が出来て元気になったみたいで」

優美とちひろが
おさむの様子をみながら安心する

「それでパーツ類はいつ?」
「昨日発注したから…週末には全部届く予定で
 土曜日の夜に旦那が組み立てると言ってます」
「日曜日はしおりちゃん ここに?」
「そのつもりでわたしも非番なので
 もしおさむさんがよければ
 旦那も連れてきても?」
「構いません」
「今夜にでも聞いてみますね」
「おさむくん 元気みたいだから安心したので
 そろそろわたしたち買いものに」
「あ 優美さん ちひろさん ごめんなさい
 会話盛り上がってしまって」
「いえいえ むしろ 好きな会話にしてくれて
 ありがとうございます」
「わたしには無縁の世界ですし」
「ゆみちゃん」
「うん?」
「料理教室でくみこちゃん しおりちゃん さゆりちゃんによろしく
 心配かけちゃってごめんなさいって」
「あ うん 伝えておくね」
「おさむさん 句美子のこともちゃんづけなんだね」
「詩織のこともそうだけど 好きな子にはちゃん付けするタイプ?」

砂織がそんな指摘をすると
図星だったようで目をきょろきょろさせてしまうおさむをみて

「句美子のこと 好きなんですね」
「詩織のことも…」
「えっと 親としては反対ですか?」

おさむはおそるおそる書くと

「歳の差とか色々あるとは思うけど
 句美子が選んだわけだし」
「わたしもそうですね むしろわたしと旦那は
 詩織に寂しい想いさせているから…」
「ゆみちゃんは…きかなくていいよね」
「そうね わたしの考えてることはわかるもんね?」
「優美さん おさむさんのこと…どれくらいわかるの?」
「なんか色々ありそう」

ちひろも砂織も優美を見ながら呟くと

「えっと 内緒 でも、わたしより優依の方が理解してるから
 おさむくんのことは」
「「そうなんですね」」
「そろそろ時間」

おさむが時間を気にして書くと

「そうね そろそろ行くね」
「おさむさん 突然でごめんなさいね これからも句美子のこと」
「くみこちゃん むしろ これからもおねがいします
 中学あがるまではそばにいてほしい」
「まぁ…」
「それじゃ、日曜日ね わたしは」
「旦那さんにも…」
「はい」

それぞれ言葉を交わして
おさむの部屋をあとにして居間により
恵美子にも挨拶してから
3人は買いものに向かうのだった


忘れさせてあげるの最初へ 忘れさせてあげる 623 忘れさせてあげる 625 忘れさせてあげるの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前