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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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それぞれの登校前-1

朝 草摩家 朝食の準備を
句美子の母親と一緒にしている句美子だが
上の空でため息ついてばかりの様子に
句美子の母親は心配して

「句美子 どうしたの? ため息ばかり」
「え? なんかいった?」
「ほらぁ 上の空だし どうしたの?」
「あ うん おさむくんが心配で」
「なにかあったの?」
「昨日の夜にね 詳しくは言えないけど
 精神不安定になったらしい」
「どういうこと?」
「ちょっと言えないかなぁ 原因が原因だから」
「そう…気になってるんだよね」
「学校だし放課後は料理教室でしょ」
「あ 橘さんところで 今日はチャーハンだね」
「それでカレーパウダーも用意してくれない?」
「カレー風味のチャーハンにするの?」
「真治くん好きそうだし そういうの」
「なるほど わかったわ
 それで おさむさんはどうするの?」
「うーん 今日は様子見にいけないわけだから
 夜にLINEしてみるしかないかなぁ」
「おかあさん 行ってくる? 橘さんの奥さんと買いものついでに」
「ちょっとだけ様子見てきて貰える?」
「わかったわ 橘さんの奥さんと会ったときにいうね」
「うん ありがと」

話を終えると朝食の準備をすすめる二人だった

石見家 台所
詩織も砂織と二人で朝食の準備をこなしつつ
ため息をついていた

「詩織 どうしたの?」
「あ うん 気になることあって」
「どんなこと?」
「昨日の夜におさむくんが精神不安定になったみたい」
「だいじょうぶなの?」
「それがわからないから心配なの」
「あ そっか…」
「あ そう言えば お母さんって今日休み?」
「うん やすみ 久保田さんちに行ってって事?」
「やっぱりわかる?」
「そりゃ、なんとなく話の流れから…
 わたしに様子見てきて欲しいってことだよね」
「時間があるならだけど…
 あと午後はゆいちゃんちでチャーハン作りの練習」
「優美さんにもいろいろお世話になりっぱなしで
 わたしも今日は暇だし午後 おじゃましようかなと」
「おそらく ゆいちゃんも私と同じようなこと考えてると思うから
 おばさん 午前中 おさむくんの顔 見に行くんじゃないかなって」
「あ 確かに ちょっと優美さんにあとで電話してみるね」
「うん あとくみこちゃんのおかあさんも午前中買いもの一緒だろうから」
「草摩さんところの奥さんも…3人で午前中行く事にするね」
「可能ならお願いね」
「うん あと お父さんはパーツ類は注文し終わってるみたいだから
 今週中に届けば土曜の夜にかな」
「ありがと 高いもの頼んじゃって悪い気がしてて」
「もう 娘がそんな気を回さなくていいから
 そりゃ、モニターはちょっと高めのもの選んだみたいだから
 トータルの金額がたかめになっちゃっただけだし
 パソコン本体だけだと9万以下みたいだよ」
「本体が9万 それでもたかいよ 小学生には」
「そうだねぇ でも、ゲーミングパソコンとか20万以上するみたいだからね
 それを考えたら安くしたと思うよ お父さん」
「ありがとう 大切にするね 数年ごとに入れ替えするとは思うけど
 ケースは大切にして使い続けようと思うから」
「詩織 それって自分で組み替えも考えてる?」
「自作だし自分で出来るようになった方がいいかなって」
「パソコンにはまっちゃうとお金かかるからね」
「うん 気をつけなきゃ」

会話をしつつ朝食の準備すすめていき
出来上がると詩織は父親を呼びに行き

「お父さん ご飯出来たよ」
「いまいく」
「あ お父さん ありがとう モニター高いものにしてくれて」
「それは気にしなくていいから
 あ それでだ パーツ類は光り物選ばなかったから」
「光り物?」
「LEDでいろんなところを光らせる
 あのケース ガラスパネルになってるでしょ」
「うん 中が見えるね」
「だからメモリーとかCPUファンとか
 光らせるパーツ使うと中身が見えるからきらきらと」
「あ…なるほど でも、光らせてると逆に目障りにならない?」
「詩織はそう言う考えなんだね」
「うん だから光り物にして価格高くなるよりは…かな」
「よかったよ 今回は地味なパーツばかりだから」
「9万以下だよね 本体だけのパーツトータル」
「そうだな OS込みで9万以下に出来たよ」
「ありがと」
「今週末に全部届けば土曜の夜にでも」
「たのしみにしてるね」

父親を呼んで
朝食の席に着き朝ご飯を食べたあと
学校に登校していく詩織だった

橘家 優依と優美はいつも通り
昼食の準備をてきぱきと進めていき
一段落したあと
優依が優美に話しかける

「お母さん 午前中 買いもの行くついでに
 おさむくんの様子みてきてくれない?」
「うん 昨日のLINE確認してるから
 わたしも気になってたし」
「ご飯食べてなかったら食べさせてきてね」
「そうだね おそらく食べてないと思うから はぁ
 ゆきちゃんには毎回困ってしまう
 わたしよりひどい」
「お母さんは確かにそこまで酷くないね」
「どうしたらいいのかなぁ ほんと」
「しばらくはゆきちゃんには離れて貰っておかないと」
「そうなるわね」
「あまりひどい様子だったら明日も無理だろうし」
「そうだねぇ でも、恵美子さんだと食べないでしょ
 おさむくん」
「たしかに…くーちゃん達が帰宅したら
 ちょこっと顔出しに行くとかは?」
「それが無難かなぁ 食べてないならくみこちゃんに
 叱って貰って食べさせるから」
「くーちゃんにもまためんどうかけちゃうなぁ
 学校で話しておこう」
「頼むわね」
「うん」

そうして優花たちを呼んでから
4人揃って朝食をすませて
優依は学校に向かうのだった


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