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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 45-1

優依は綾とのLINEを終わらせたあと
グループLINEをもう一つ作成すると
句美子、小百合、詩織、優美、綾と招待する
そして綾とのやりとりを説明する

くみこ「ゆきちゃん またなの」
さゆり「今日はわたしがきっかけって」
しおり「おさむくん だいじょうぶなの?」
ゆい 「あやおねえちゃんがいまみてくれてるから」
しおり「あさって これそうなのかな?」
くみこ「心配だよね」
さゆり「うん」
しおり「さゆりちゃんが病まないか不安って
    ゆきちゃんがこんな状態で これが
    さゆりちゃんもってことになるのが怖いんだよね」
さゆり「そうだよね わたしがゆきちゃんみたいになったらって」
くみこ「だいじょうぶ?」
ゆい 「さゆちゃんはそこまで行かないと思うけど」
さゆり「うん 心配しないで 病まないから
    というか 精神崩壊しかけたんだよね きょう」
ゆい 「あやおねえちゃんからの話を聞く限りだとそうみたい」
しおり「心配だよね」
くみこ「うん」
ゆい 「うん あとゆきちゃんだよね 本人もわかっててとまらないんだろうね」
くみこ「だよね 逆効果なのは理解してると思うし」
さゆり「それでもいじめるというのは 心の病気?」
しおり「お母さんに相談する? でも、私のお母さん外科だし専門外か」
くみこ「それは専門外だよー 精神科じゃないと」
ゆい 「だねぇ」
さゆり「わたしに甘えていたのが面白くなかった…かぁ」
ゆい 「さゆちゃんも悪くないからね」
くみこ「そうだよ」
さゆり「ありがと なんか…ねぇ」
しおり「どうしたらいいのかなぁ ゆきちゃん 一緒に住んでるわけだし」
ゆい 「監視も出来ないもん」
くみこ「うん」
さゆり「明日 様子見に行けるわけないし」
ゆい 「お母さんならいけるだろうけど 午前中買いものだったよね」
しおり「わたしの料理教室」
くみこ「わたしのお母さんもいるから」
さゆり「そうだよね」
ゆい 「明日の夜にLINEしてみることにしよう」
くみこ「うん そうだね」
さゆり「うん」
しおり「うん」
ゆい 「あと話したいことある?」
しおり「パソコンのこときいてみた」
ゆい 「あ それで」
くみこ「お父さんはなんて?」
しおり「いいよって ただ組み立てるみたい パーツ買い揃えて」
ゆい 「おさむくんのパソコンみたいなものだね」
くみこ「しおりちゃんのお父さんってそう言うの得意なのね いいなぁ」
さゆり「パソコンかぁ いいなぁ わたしの親は無理だから」
しおり「高くなくていいって言ったけど
    モニターだけは高いもの選んでくれたみたい」
ゆい 「そうなのね そうすると わたしのより大きくなるのかな」
しおり「28インチ」
ゆい 「そんなに よかったね 動画とか携帯で見るより楽になるよね」
しおり「うん」
くみこ「ときどき わたしも見に行ってもいい?」
しおり「うん くみこちゃんに料理教わりたいし」
くみこ「ありがと」
さゆり「そう言えば おさむくんのところでも大きいモニターだよね」
ゆい 「だね 何インチなんだろう」
くみこ「そこまではわからないけど」
さゆり「今日 パン粉で作るフレンチトーストとか
    明日のチャーハンの予習とか確認もしていたから」
しおり「チャーハン 具材どうなるのかなぁ」
さゆり「真治が好きそうなものつくりたいから」
ゆい 「うーん カレー味とかやっぱりいいよねぇ」
さゆり「うん」
くみこ「お母さんにカレーパウダーも頼んでおくから」
さゆり「ありがと」
しおり「作れるもの増えたら弁当買わなくてすむし」
さゆり「うん 家で作って適当に食べればいいもんね」
しおり「だから頑張る」
くみこ「なんだかんだと わたしたち全員 料理するようになってるよね」
ゆい 「そーだね 最初はおさむくんに食べて欲しいからはじめたことだけど
    料理することがたのしくて」
くみこ「うんうん」
さゆり「うんうん 弟にも喜んで貰えてるからわたしも楽しくて」
しおり「今日はお父さんに泣かれたから…料理って喜ばれると
    うれしいものなんだなぁって」
ゆい 「うん たまごやき食べて貰ったとき喜んでくれたおさむくんが
    わすれられない」
くみこ「ゆいちゃん…とくべつだもんね」
さゆり「わたしたちもがんばる」
しおり「うんっ」

しばらく雑談をしたあと
LINEを終了させて時間を見ると

(10時になってる? 寝なきゃ)

思いの外 長々と会話していたのに気づいて
あわててトイレをすませて
就寝する優依だった


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