扉の向こうに-3
「んあ!んあああぁあ!!?」
後ろ手に両手を持たれ、膝立ちの恰好にさせられる。
先生はわたしの肩に顎をのせると羽交い絞めにし、めちゃくちゃにナカを突いてきた。
「こんなに!きゅうきゅうに絞めつけやがって!!」
ゴツゴツと堅いものがナカを押し上げ、味わったことのない感覚が襲い掛かる。
「トウマに見つかりそうで興奮したんだろ!?ほら!ほら!気持ちいいかあずさ!!!」
「せ…せんせ…ひゃ…ひゃめて……!」
先生のモノがまた膨らみ、ナカを圧迫する。
あまりの激しさに、頭が真っ白になる。
「ぁ…ぁああ!!こわ…い…なにかク…る…い…や!」
頭を振り、迫ってくるものから逃れようとするが何も変わらない。
「イきそうか?イきそうなんだな!?イけ!ほら俺のチンポでイけ!!」
ガクガクと身体が揺さぶられる。
汗が吹き出し、頭が沸騰する。
「たすけ…て!とうまああぁあ!!!」
「い…やああぁああーーっ!!!」
ドクンッ!!ドクンッ!!
「ぅ…あぅ…」
「はああぁ…あずさ…あずさ…!」
ビュルルルルッ…
コプッ…コプッ……
コプッ……
先生の体の震えが止まるのと、ナカが熱いものでいっぱいになるのが同時になる。
「ぅ…ぅ……」
手を離され、その場にずるり…とわたしは崩れ落ちた。
「ふーー、気持ちよかったぞ黒川」
「お前も気持ちよかったんだろ?」
「…ぁ…うぁ…」
違うと言いたかったが、声が出なかった。
「処女を奪われてあんなによがるなんて…厭らしいやつだw」
そう言いながら足で蹴られ、仰向きにさせられる。
「なんだ、まだびくびくしてるな?そんなに気持ちよかったかw」
しゃがみ込み、顔を覗きこまれた。
「いいか黒川、このことは誰にも言うんじゃないぞ?」
「この倉庫には隠しカメラが仕掛けてあってな…言うとどうなるか…」
「わかるな?」
ポケットからスマフォを取り出し、画面を見せられる。
そこには、この体育館倉庫の中で今行われた、おぞましい映像が映し出されていた。
「消して…くださいっ!」
慌ててスマフォをとろうと起き上がろうとするが、身体に力が入らなかった。
「はははっw次はこの動画を流しながらお前とヤるのもいいかもしれんなぁw」
「じゃあな黒川、この動画を流されたくなかったら明日も部活に来るんだぞ!」
「ああ…汚れたマットも掃除しとくんだぞ?ww」
そう言って、ポケットティッシュと、何かの薬をわたしの身体に投げつけ、先生は倉庫を出て行く。
ガラガラ…ピシャンッ!
体育館の入り口が閉められる。
部屋の中はいつの間にかオレンジ色に染まり、時刻が夕方になったことを知らせていた。
(はやく…帰らなきゃ……)
頭ではそう思うが、身体が動かず、足がガクガクする。
部屋の中はだんだんと薄暗くなっていく。
(先輩…わたしがいなくて怒ってるかな…?心配…してくれてるよね…?)
(こんな…こんなことになったら嫌いになるよね…先輩…っ)
「うっうぅ…うう…ひっく…うっ…」
わたしは薄暗くなった倉庫の中で…ずっと泣き続けた。