秘書の仕事~忘れ物を届けに-4
「大丈夫ですか?」
見上げると冴子と同じぐらいの年齢の男が立っていた。冴子は手差し伸べられた手をとり、ゆっくりと立ち上がった。
「ありがとうございます。
ごめんなさい、わたしここで降りなきゃいけなくて。」
急いでこの場を離れようとしたが男は手を離してくれない。冴子は困惑し、片方の手で男の手をこじ開けようとしたががっちりと捕まれた手はびくともしなかった。
「離してください!わたし急いでるんです!」
「降りるのはここじゃないでしょ、Sちゃん?」
ハッとして男の顔を見た。さっきまでの優しい顔とは違いこちらを舐めるように見ている。恐らくこの人も掲示板を見て来たのだろう。
「人も増えたことだし、続きをしようか?」
プシューと電車の扉が閉まる音が虚しく響く。
男たちはニヤリと笑い、手を冴子へと延ばしていった。
***
「はぁ…んッ…んぅッ!」
冴子は男に尻を撫でられ、もう一人の男は冴子のブラウスのボタンを外し、胸を揉みしだいていた。
二人の男から与えられる快楽。冴子は初めての感覚に声を我慢することができず、せめて大きな声を出さないよう両手で口を押さえていた。
「可愛いよ、Sちゃん。」
「Sちゃんのおっぱいふわふわだね。この吸い付くような肌も最高。」
尻を触っている手は更に奥深くへ滑りこみ、冴子の秘部の割れ目に触れた。そこは既に濡れており、触れる度にぬちゅぬちゅといやらしい音がした。
「こんなに濡らして、感じているんだね。」
「ち、ちが…ひゃうッ!」
ブラジャーがたくしあげられ、支えを失った冴子の形のいいおっぱいがぷるんと揺れた。
乳首はツン立ち上がり存在を主張しているように見えた。若い男は指でそれを挟みこりこりと刺激した。
「はぁ…ぁんッ、あぁッ…」
「声、我慢しなきゃ周りにバレちゃうよ?」
冴子は口をつぐみ、必死で両手で押さえた。
だが二人の男は冴子の様子を嘲笑い、更に冴子の敏感な場所を刺激した。