セックスまでのカウントダウン-8
風呂から上がり着替える2人。
「姉貴…、パンティ、借りてもいい?」
そう言ってさっきまで履いていた日菜のパンティを手にする健斗。
「えっ?凄く汚しちゃったよ…?」
健斗に体をたくさん弄られて股間はグチョグチョだった。その具を包んでいたパンティは未だ湿っている。さすがに少し戸惑った。
「ねっ?いいでしょ?」
無邪気にデヘヘ笑いする健斗に日菜は苦笑いを浮かべながらフーッと溜息をつき、「もぅ…、いいよ?♪」と答えた。
「やった!ありがとう!」
そう言ってパンティをポケットに入れた。それからお互いの部屋に戻り、何食わぬ顔をして親の帰りに備える。
「やっぱり生の精子って美味しいなぁ…」
部屋に戻り健斗のペニスと精子を思い浮かべる日菜。健斗と同様に異性の体に興味深々だ。未だペニスが大きくなったり小さくなったりする事が不思議に感じる。自分にはない感覚だから余計に興味が湧いてしまう。そんな事を考えているとまた悶々としてしまう。そしてふと思った。
「健斗、私のパンティ見ながらシコシコしてるのかなぁ…」
だがさっき2回も出した後だ。さすがにそれはないかなと思ったが、気になって壁に耳をつけてみた。すると何やら怪し気な声が微かに聞こえた。
「ハァハァ、姉貴ぃ…、ハァハァ、ハァハァ」
日菜はドキッとした。この声は完全にオナニーしている声だ。きっと自分のパンティをオカズにシコシコしている、そう思った。
(もう今日3回め…。健斗、性欲が有り余って仕方ないのね…。私のパンティ見ながらシコシコしてるのかな…?鼻につけて匂いを嗅ぎながら、かな?それともパンティでオチンチン握ってシコシコしてるのかな…?)
健斗のオナニーを色々妄想してしまう。日菜もムラムラしながら弟のオナニーを盗み聞きしていた。
そして間もなく、「ああっ、姉貴…、イクっ!!うっ…!」
と言う声が聞こえた。
(あ、イッた…)
壁の向こうではペニスから精子がドピュッと出ている…、そう思うと弄ってもいない体が熱くなって来る。
(ああん、勿体無い…生の精子…。飲みたい…)
そう思いながら腰をくねらせて顔をポーッとさせていた。
(ああん、したい…。セックス、したい。健斗とセックス、したい…)
気付けばパンティの中に手を入れ、濡れた性器に指を滑らせていた。そして何かに取り憑かれたかの表情をしながらベッドの中に潜りオナニーに燃えていた。
(もう我慢出来ない…。健斗…、愛してる…)
日菜は処女を捧げる男を頭の中に思い描き、エクスタシーに達した。