セックスまでのカウントダウン-6
ペニスのモヤモヤは大きくなる。噴火前の火山のように精子と言うエネルギーが睾丸の中で蠢く。
「ああ、姉貴…、ヤバっ…、出る…!」
柔らかな唇で摩擦されながら絡みついてくる舌にマグマがとうとう沸き立つ。そして日菜の右手にペニスの脈打ちが伝わった瞬間、日菜の興奮が一気に高まる。口の中に精子が出る…、そう思っただけでもイッてしまいそうな興奮を覚える。
「ああっ…!イクッ…!!」
精子が管を駆け上る感覚の後、亀頭で精子が尿道口狭しと出口を求めてひしめき合うかのようなタメの後、健斗はドピュッ、ドピュッと射精する。
「んあっ…!あっ…!」
激しく歪む健斗の顔。日菜の口での射精は苦しいぐらいに気持ちいい。体ごとビクン、ビクンと跳ねさせながら日菜の口の中に精子を射精する。
「んっ、んっ、んっ…」
日菜も精子が出る度に声を出してしまう。
(精子…、精子…)
口の中に貯まる精子に幸せを感じる。男の白くヌメヌメとした精液に日菜は股間をジンジン感じさせられる。
「あっ…、あっ…、っくっ…!」
精子の勢いが弱まると、射精後の敏感な亀頭に舌を這わせる日菜に尿意を催すような危険な刺激に苦しむ健斗。必死で尿管を締め失態に耐える。
「チュチュッ…チュチュッ…ヌチュッ…」
精子の絡んだ舌が艶かしく亀頭を這う。
「ああっ…、ックっ…、んんん…!(ヤバい、ションベン出ちゃう…)」
悶絶する健斗をよそに、日菜は精子の味に包まれながら大好きな亀頭をじっくりと味わっていた。
(オチンチン、美味しい…)
萎えて行くペニスから最後まで精子を吸い続けた。
「(も、もうダメだ…!)あ、姉貴…、もう…」
そんな情けない声を出すと、日菜が健斗の顔に視線を向けた。目が合った瞬間、我に返った日菜は急に照れ、口からペニスを離した。
「あ、ご、ごめん…」
口の中に精子を含んだ声はどこかいやらしく感じる
「い、いや…、ハァハァ、ハァハァ…」
まるで拷問から解放されたかのような安堵感に包まれた。日菜は亀頭にチュッとキスをしてフェラチオを終えた。
(精子、いっぱい…)
口の中にたくさん放出された精子が幸せだ。日菜は健斗の目を見つめながら精子を飲み込む。
(健斗…あなたの精子、飲むよ?)
胸の中でそう思いながらゆっくりと精子をゴクンと飲み込んだ。喉を落ちる精子の感触に至福の喜びを感じる日菜。そんな姿に健斗は姉の愛情を感じるのであった。