セックスまでのカウントダウン-3
座ってすぐ、健斗はもう我慢できなくなっている。
「姉貴…、おっぱい揉んでもいい?」
鼻息を荒くする健斗に微笑む。
「いいよ?」
「へへへ♪」
日菜は帰宅後すぐにブラジャーを外しTシャツ一枚に着替えている。健斗はTシャツを捲り上げ日菜の胸を見るとすぐに手を伸ばし日菜の胸を揉む。
「あー、おっぱい最高…」
嬉しそうに揉み回す。
「ンフッ…」
日菜は穏やかな表情で健斗を見つめている。
「あん…」
健斗が乳首に触れると、日菜の顔から余裕が消える。乳首を指で摘み柔らかく刺激すると、日菜の息が乱れ始める。
「あん…、んっ…、んっ…、ハァハァ、ハァハァ、んっ…」
姉の甘く歪む顔にムラっとする。
(姉貴、やらしい…)
女の体を弄る事に慣れ始めた健斗はもっと日菜をいやらしくしたい…そう思う余裕が出てきた。日菜の反応を見ながら乳首をグリグリしたり転がしてみたりする。
「あっあ…んっ…、んっ…、んっ…」
眉間に皺を寄せ体をくねらせる日菜。コリッとして来た乳首に興奮する健斗の指に力が入る。
「ああっ…!んっ…!んっ…!」
日菜も男に乳首を弄られる事にそれ程慣れている訳ではない。自分のいやらしい姿を見られる事は、本当は恥ずかしい。ギュッと目を閉じる日菜は、恐らくいやらしい目で自分を見ている健斗と目を合わせるのが怖かった。
「姉貴…、乳首、舐めていい?」
両乳首がすっかりピンピンに張り詰めると、指ではなく舌で乳首を撫でたくなった健斗。
「うん…、いいよ…」
薄目を開けて日菜は答えた。
「姉貴…」
健斗は日菜をソファに押し倒した。
「あん…」
健斗に押し倒されたのは初めてだ。日菜は男に押し倒される感覚を初めて体験したが、物凄く刺激的に感じた。胸がドキドキするのは期待か、それとも緊張か…、自分でも分からなかったが、体にのしかかる健斗の重み、そして温もりに性的な興奮を感じる日菜だった。
「姉貴…」
日菜を押し倒した健斗は両手で胸を揉み回す。
「あん…」
女の体と密着するその感覚に下半身が熱くなる。完全に堅くなったペニスを女の体に押し付ける興奮を初めて味わった。
(健斗のオチンチン…、物凄く堅い…)
だが自分の性器も健斗に負けないぐらい熱くなっている日菜。
(したくなっちゃった…。このまま…しちゃいたい…)
しかしせっかくの初体験を慌ただしく済ませたくない。日菜は体に漲る欲望を必死で抑えつける。