佐藤理央/加奈子とのねっとりセックス-1
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やはり加奈子は大人だ、と理央は思う。
自分の席の左側に座る、中村加奈子。
先程まで着ていたグレーの薄手のジャケットを椅子にかけて、白いロングのワンピース姿で、カタカタと音を立てながらパソコンで作業をしている。
鼻の低い位置にずれたメガネを中指で直し、すっかり冷めてしまった、マグカップに入ったコーヒーに口をつける。
そんなところをちらり、と理央は見やる。
いつも通りの加奈子だが、朝、急いで出てきたのだろう。髪の毛は縛っていない。
そして、先の行為のせいでワンピースには少しシワがついてしまっている。
先程ーートイレの個室に連れ込まれ、誘われてーー
加奈子の固くなった陰核を舌で弾き、その窪みにペニスを宛がって、充血した結合部を凝視して、興奮したことがありかありと思い返される。
(真面目な加奈子が、あんなーーオマ×コ、ぐちょぐちょで、小さいソコがぱっくり割れてて……)
朝には自慰をして、さっきは加奈子と共に愛し合ったのに、思い返すだけで発情してしまう。
隣にいる加奈子が悪い、と言わんばかりに。
(やばい、マジ……)
呼吸が荒くなりそうなのを抑えて、何食わぬ顔をしているフリをして、理央はまた、保管庫のある階に向かう。
さすがに行為を行なった女子トイレに入るのは、はばかられるから、男子トイレに向かい個室の鍵をかける。
立ったまま、我慢ができずベルトを外し、ズボンを下ろした。
ペニスを取り出すとーー射精したばかりなのに、少し固くなりかけている。
「少し」とはいえ、彼のそれは人よりサイズが大きいから、仕事中に膨張していれば、すぐバレてしまうだろう。
壁に手をついて、加奈子とシたことを思い返す。
洗うことはできないから、本当に、生のままーーこれが彼女のナカに収まっていたのだ。
右手でそれを握り、理央は荒い呼吸を吐き出しながら、無我夢中でペニスをしごく。
ーーすげ、エロすぎ……トイレで「中村さん」のこと、レイプしてる。
四十になる男が性欲を抑えられず、就業中に自慰行為にふけるとは、何とも情けなかった。
ーーこれ下から撮ったら超エロいだろうな。中村さんのオマ×コと僕の繋がってるの丸見え。
ーーや、やだぁっ……。は、ぁ、やなのに……っ。理央、ナカ、来ないで……!
「あん、なに……嫌がってたのに……っ」
しごきながら、うわ言のように、荒い吐息を吐き出して言う。
ーーこんなところで……っ。ダメ、なのに……気持ちいい……!
真面目な加奈子が、いやらしく、甘美に声を出す様を思い返すだけで腰に力が入る。
チカッチカッと目の前が明滅する。
ーーあたしも、理央のことしか考えられないから。ナカに……欲しい……。
(僕も、加奈子のことしか考えられないよ…!)
射精しそうになり、便器にペニスを向けた。