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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 12-1

詩織は自宅に帰宅すると
父親のいる書斎に足を運ぶ

「お父さん ただいま」
「おかえり ゆいちゃんちでなにかあったの?」
「おやつ作りの誘いだっただけ」
「そっか お昼ご飯の味噌ラーメンもうまかった」
「ありがと また作るね」
「俺や砂織がめんどう見てないのに
 いつの間に娘が料理こなせるようになったりしてて
 驚いたし嬉しかった」
「くみこちゃん達の影響だから」
「感謝しないとな 橘さんの奥さんにも…」
「うん ありがたいって思う わたしも」
「それで 他にも用事あるんだよな?」
「あ うん ほしいものあって」
「遠慮するほど高いもの?」
「高いと思うから無理かなぁって」

詩織の父親は机から離れると
詩織と向き合うように座り直しつつ

「話してみなさい いつも寂しい想いさせてるんだから
 可能な限りは考えるから」
「あ ありがとう」

意を決して話をする詩織

「パソコン欲しいなって 高性能のものじゃなくていいから
 動画を見たりLINEやりとりする程度のことぐらいしか
 しないと思うから ゲームも今のところは別にやらないと思うし」
「パソコンかぁ その用途なら高くはないと思う
 久しぶりに1台組み上げるとするか」
「え? お父さん パソコン作れるの?」
「作れると言ってもパーツを買い揃えて
 プラモデル感覚で組み上げるだけだよ?」
「そうなの? みてみたい わたしにもできることなの?」
「組み上げ作業は動画とかで解説もされてるから
 覚えれば出来ると思う 一緒にするか?」
「いいの?」
「遠慮しないでお父さんに買わさせてくれ」
「ありがと それで 動画みたりするのが中心だから」
「うん モニターもその用途向けのを選ぶよ」
「スピーカーとかは」
「モニター内蔵は音質がよくないものが大半なんだが…」

詩織の父親は机においてある
自分のパソコンでブラウザを表示させて調べていく

「うーん…エンターテインメントむけの4Kモニター
 内蔵スピーカーの音質も悪くないようなもの これかな」

詩織も画面をのぞき込む

「28インチなのね たかいよね 5万」
「4Kなら安い方だと思う これ」
「そうなの? ここまで高くなくてもいいって思っちゃうけど」
「23インチとかなら2万以下であるけど
 スピーカーを別に買うことになるし
 それなら このモニターでスピーカーも十分なものならいいかなと」
「そっか…それで パソコンは?」
「詩織の用途考えたらそんなに高くなくていいだろうし
 基本的な構成は…というと」

ブラウザで表示させていく

「5600G?」
「末尾にGがついてるものは
 映像出力に必要なパーツ グラフィックスカードと言うんだが
 それを買わなくてもそこそこの性能が
 CPU パソコンの心臓と言えるパーツだが
 こいつに内蔵されてるということ」
「それって このCPU1つでグラフィックスカード買わなくても
 問題ないからやすくなるってこと」
「うん そう それで詩織はどんなパソコンがいい?」
「どんなってさっき言ったとおりだし」
「あ ごめん 性能じゃなくてケースの話」
「パソコンのケースってどれも一緒じゃないの?」
「ケースも色々あるからせっかく組み上げるわけだから
 好きな外観のものを作りたいというのが
 自作PCの醍醐味なんだよ」
「お父さん こういうの好きだったんだ しらなかった」
「結婚して詩織が生まれてからは
 パソコン作ったりもしなくなったからな」
「そうなのね」
「だから久々なんだよ どうする?」
「うーん わたし 水色好きだから水色のケースがいいなって
 大きくない方がいいし小さいので…ある?」

詩織の要望に詩織の父親は検索していく


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